いつかは中川圭一のような黄色い制服が許されるような男になりたいと思ったり思わなかったりする1000akiです。
今回は、下衆いようで下衆くないお仕事をする上でとっても大切な報酬について見ていきたいと思います。
僕自身、現在ライティングのお仕事でお世話になっておりクライアント様からは1記事あたり下は700円、上は3000円と結構差があります。
本業にしている人はきっとスゲェんだろうなぁ…と思う日々です。
文字数的には700円のクライアント様だと下限1500文字、3000円のクライアント様だと2400文字。なので700円の場合は1文字あたりの単価で見ると0.46円、3000円の場合は1.25円ということで倍以上の開きがあります。
単純に考えると0.46円のクライアント様は切っちゃっても良いんじゃない?と考えるかと思います。僕自身もそう考えてクライアント様を僭越ながら整理しようと思ったのですが"ところがどっこい"な結果が出てきたので思い留まりました。
ライターとして仕事を受けるようになった2018年10月から4ヵ月弱。整理するにあたってどのクライアント様がこの期間でいくら稼がせてくれたのかを見てみると何と1記事の報酬が700円のクライアント様。
単価の高いクライアント様より稼がせてくれている理由は単純明快で"依頼の数が多い"から。
先日、700円と3000円の記事の納品期日が近かったのでタイムアタックをしてみたところ、700円の記事は1つ書ききるのにリサーチ含めて約30分なのに対して3000円の記事は3時間。
これ時給にしたら700円の記事は1時間1400円で3000円の記事は1時間1000円ってことですよね。
加えて前述した通り、700円のクライアント様は依頼の数が多いので稼がせてくれているんですね。いやはや、切ろうとか思って思ってスミマセンでした。浅慮でした。
下限の文字数に差がありますが、仮に700円の記事を倍にしたとして3000文字。30分で1記事出来上がるなら1時間でイケることでしょう。2400文字の3分の1で仕上がります。
この工数の差は僕の場合「得意なジャンル」と「納品する記事の質」が要因のように感じています。
得意なジャンルであればリサーチする時間も少なく、文章を作成するのもチョロチョロです。
反対に不得意なジャンルであればリサーチする時間も長くなれば、文章も「これ正しいこと言ってる?」「矛盾してない?」と迷子になりがち。
そりゃそうだよ、何を当たり前な…と思うんですけど、結構大切なんだなと考えをあらためました。
納品する質については、基本的にどの依頼に対しても丁寧に仕上げるのですが、記事の構成を考えたり言い回しなどの言葉選びへの配慮の度合いが全然違います。
これは依頼の仕方が原因なんですけど、一方は「不特定多数」に対しもう一方は「ターゲットは〇〇を想定」とされていたら当然書き方も変わってきてしまいます。
ここに前回ご紹介した仕事の受け方なんかも絡んできたりして…
極端な話をしましたが、「安価だけど数打てる依頼が良い!」というわけではなく「高単価で数を打てる依頼が良い!」なんですけどね。
結論、モビルスーツの性能の差が戦力の決定的な差ではないことを教わりました。
単発の報酬が低くても迅速でかつ数が打てれば稼げる…と。
難しい話でもなく、誰でも分かっていることではあるんですけど自身が当事者として活動をしていると見失うこともあるので困ったものです。
抱えている案件についても、どのクライアント様の案件を優先するのが良いのか判断材料にもなります。その場しのぎにしても、その先にしても…です。
タスクを抱え過ぎて取捨選択をやむ無しをした際でも安易な選択をせず見直さなきゃですね。
まだまだライターとしての経歴は短いですが、きちんと評価をしてくれ、単価を上げてくれるクライアント様もたくさんいるので実績と信頼を積み重ねていくのが一番の近道かもしれません。