[プレゼン]荒野の誓い アメリカ西部劇の映画

０.西部劇の映画は初めて観ました。調べたら、昔はしょっちゅう上映してたらしいけど、今は減少傾向にあるらしいですね！

人によっては映画上映前の情報収集の違いがあると思います。事前にパンフレットを買う、SNSなどで映画の評価を確認するなどなど。

私の場合は、映画館に行く前にHPのスケジュール表と表紙を確認するだけです。

以前のブログでいった通り、主にジャケ買いする人間なのでwいわずもがな今回もジャケ買い方式です。観たい理由とかありません。ほぼ直感です。

あまり映画に対する偏見を持ちたくないので・・・

・・・今回は「荒野の誓い」を観にきました！

おススメする3つの理由を紹介します。

今回からネタバレを一切せずにプレゼン方式でいきます。

あくまで未見の人のための映画系ブログなので。

「〇〇が死んだ！」と劇中に出るけど、誰だっけという方の為のあらすじ

『荒野の誓い』（こうやのちかい、原題：Hostiles）は、2017年制作のアメリカ合衆国の西部劇映画。1892年、インディアン戦争の英雄で現在は看守を務めるジョー・ブロッカー大尉は、シャイアン族の族長イエロー・ホークとその家族をニューメキシコから部族の居留地があるモンタナへ護送する任務に就く。道中、コマンチ族に家族を惨殺されたロザリーという女性を加えた一行に、互いの協力なしでは生き延びることができない危機的状況が次々と振りかかってくる。

主人公：ジョー・ブロッカー大尉

ヒロイン？：ロザリー・クウェイド

首長 ：劇中ではCheifと呼ばれている。白髮の初老で、昭和の女の子がするようなおさげ姿が特徴

キダー：ウィルスとは合わない感じ！　優等生キャラ。

ブラック・ホーク ：シャイアン族の跡取り。大事にされている

トーマス曹長 ：主人公の親友ポジ。「死んだ仲間はいつまでも慣れねぇ」

マッカウアン中佐 ：「首長を大事にしねぇと、年金を受給しないよ」

マロイ軍曹：途中で合流した。劇中で一番「誰！」って思った奴。

ヘンリー：黒人。主人公に信頼されている。

デジャルダン上等兵 ：「なぜ、新人の私を選んだでありますか！」。

ウィルス軍曹 ：インディアン大嫌いの主人公の元部下の囚人。トラブルメーカー。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※荒野の誓い（映画）wikipedia参照

１.大尉ジョー役の「クリスチャン・ベール」がカッコいい

主人公が魅力的なキャラはいつの時代も名作といわれています。ジョー役のクリスチャン」もそのひとりです。アメコミに登場するような激情で力技というキャラ。ではなく、いつでも冷静沈着です。

しかし、敵を圧倒するぐらいとにかく強いのはアメコミのヒーローと一緒です。また心が傷ついた女性に完璧な対応という紳士的な一面を見せています。いわゆるPERFECT HUMANのような人間です。

かといって冷徹な人間というわけではなく、仲間に人一番大事に思っているので、仲間が悲惨な目にあった時は励ますと優しい面を見せています。

ヒロインに「あなたは完璧な人間」といわしめた主人公。これには女性客もキュンキュンすること間違いなしです！

２.憎むべき敵をどこまで許すのかが試されている映画

ここまで読んだ皆さんならある程度想像できたと思いますが、敵も味方もバンバン殺されています。主人公もヒロインも護衛対象である首長含むインディアンにかつての仲間が殺されています。ヒロインは特に憎んでいるようで、最初は銃で死体を撃ちまくっています。

しかし、インディアンも先祖代々住んでいる領土を白人に奪われています。その道中で仲間や家族が想像もできないような酷たらしい目にあったと思われます。

実際に白人を見かけたら目の敵のように襲ってきます。

お互いにお互いを憎しみ合っています。しかし、平成以前の映画では白人は味方。インディアンは悪役とされてきたといわれています。人権尊重が尊重されている現代。お互いに言い分があるということをこの映画では主張していました。多様性のある意見が飛び交いそうな題材も考察が好きな著者にはたまりません映画です。

劇中ではかつての敵だった首長と大尉ジョー。今後どのような関係になっていくのか！詳細は劇場で！

３.広大な面積を誇るアメリカだからできる！昔からある光景を再現。

劇中では度々コンクリートでできていない舗装されていない道路や風景が登場します。まるで、１００年前の風景にタイムワープしたように。日本でも時代劇などで過去の時代をよく撮りますが、アメリカと比べ国土が狭いので、どうしてもロケ地が限られてしまいます。（島根県奥出雲市とか）アメリカならではだと思います。

これでは他のアメリカ映画でも言えることですが、特にこの映画は背景にこだわっているように思えます。川を渡るシーン。荒れた砂漠のシーンなどなど。

日本では風景画に力を入れるのは当たり前の光景に思えますが、アメリカ映画ではここまで風景や地味な道中に力を入れるのは、最近の映画しか筆者は精通していないですが、あまり観ません。なので比較的珍しい部類だと思います。

アメリカの景観を知りたい方もこの映画を見てみてはいかがでしょうか。

まとめ

黒人差別に関する映画はかず多くみられますが、インディアンのはあまり観ないように思われます。映画館でしか観れなくて、DVDではすぐに飽きてしまうので過去の名作を全く知らない著者では説得力はないですが・・・

しかし、日本人には難しい国際問題とは関係なく、現代に生きるものなら誰しも抱える悩みもこの劇中では取り上げています。

個人的にはみんなにオススメしたい映画だと思いました。ぜひ劇場で！