映画「人間失格」を観ての感想

Japanese Cool だった。
観る価値はあると思う。クライマックスに残念感があるとしても。

映画において和モダンが確立されていた。
蜷川実花は、現在の日本において比類できない監督であると感じた。

文学ファンにとって文豪のキャラクターについては、気になるところが多いと思われる。
ただ演出的には、それなりの納得感があって、コメディ調にまとめられている。シリアスな表現力が足りない小栗旬でも演じられる太宰治となっている。最初の海へ身を投げたシーンから、喜劇として描かれている。

音響効果なども良かった。
日本家屋を床を歩く音、障子を閉める音などが象徴的に取り入れられている。

 

いつもの蜷川実花の花を用いた表現も良かった。ボタンや椿あやめなどを取り入れてアジサイなどを取り入れて、印象的なシーンが作られていた。室内の美術品もかなり美しく、まさに和モダンだった。日本に和の文化が残っていた時代をうまく表現された。

女優については、二階堂ふみが脱いでいる。それに比べて、脱がなかった沢尻エリカはかなり貧相に見えた。
CM が多い沢尻エリカは脱ぐことができないのだろう。
女優としての格としては見栄えが劣っていた。

最後の太宰治が、書斎で人間失格を書くシーンはギャグなんだろうか?
カメラが引いていく中、書斎が解体していくのが、美しいとは思えず狂気にも満ちていなかった。

シナリオ的には、編集者の目線から太宰治を描く方が良かったのではないか。

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2019/10/02 7.19 ALIS 0.00 ALIS
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