おはよう
とある国立大学で心理学を学びながら仮想通貨を楽しむ学生がいました
僕です、あまがさです
今回の記事のタイトル
気になりますよね(-ω-)/
いまからこの記事読むために上スワイプしますよね
暴落で荒んだ仮想通貨民の心を僕が上スワイプで癒したんねん
ほな、まずあなたに質問です(/・ω・)/
下の文の〔 ・ 〕のうち合うものを選んでください
つらいことがあった日は気持ちが暗くてついつい〔上・下)を向いてしまう。でもそんなときこそ〔上・下〕をを向いて元気を出そう‼
そんなに難しくないですよね
この問いに正解はありませんが
おそらく全員が①下, ②上じゃないでしょうか
実は人間って不思議なもんで、感情は脳みそにあるはずなのに身体の感覚が気持ちに影響するんです
首を縦に振りながら他人の意見を聞くと横に振るよりも納得しやすい
温かいものを持っていると他人を温かくいい人だと評価する
重い荷物を背負っていると坂の傾斜がきつく見える
みたいな現象がめちゃめちゃあります
感情の心理学の分野では《ジェームズ・ランゲ説》と《キャノン・バード説》という相反する仮説について、長年議論が続いています
前者の《ジェームズ・ランゲ説》というのが興味深い仮説で、カンタンにいうと
人は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ。
人は動作の後に感情を生じさせるという説です
(キャノン説は私たちの直感に近い“悲しい→泣く”という考えです)
近年、だんだんと“泣く→悲しい”の《ジェームズ・ランゲ説》を支持する研究の報告数が増えてきたのですが
この研究もそのひとつです
人間には上はポジティブ感情、下はネガティブ感情が紐づけられているという《身体特異性仮説》が2009年に発表されました
この仮説をもとに、タッチパネルに画像を呈示(ていじ)した後に画面を上下左右のいずれかにスワイプさせ、画像の評価をさせるという実験を行われました
実験の結果は、左右スワイプの評価を基準に考えて以下のようになりました
上スワイプ → 評価が上がる
下スワイプ → 評価が下がる
へぇ
そうなんだ
ふーん
これって
スマホを上下にスワイプするだけで見ているものに
ポジティブやネガティブになったりするってことです‼
すげぇな‼すごくないですか?すごいわ‼
対象の評価が良くなったり悪くなったりすると
すばらしいものを見て feel so good
つまらないものを見て feel so bad
ポジネガが気持ちにも出てきます
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元気になった?
p.s. 実験では画像を見た直後にスワイプするグループと2秒後にスワイプするグループに分けました。その結果、画像の評価に影響が出たのは、画像を見た直後スワイプのグループのみでした。つまり対象が見えてる間にスワイプするくらいじゃないとポジネガ効果は出ないみたいです。その論文はこちら(英論文)。
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いまの上スワイプで、この記事の評価は上がった
↑ あまがさ @kasou_to_ka ↑