「Dailyレポート」11月23日（金）マーケット情報

会計事務所グラントソントン, USD Coin(USDC)担保となるドル保有確認

　世界的な会計事務所グラントソントン・インターナショナルの米国支店グラントソントンLLPは、Circleが2018年10月31日現在、127,412,240.89ドルを口座に保有している事を証明したと報告し、その時点で流通していた127,408,827 USDCトークンを僅かに上回っていた。Circleとコインベースのにより共同発行されているドルペッグ仮想通貨USDC。ドルレートに固定されと1対1の交換を保証している。信頼性を高める為に、毎月監査を受け、その担保となるドルを保有している事を明らかする事にしていた。同じくステーブルコインであるGemini dollarやPaxos Standardも同様に、監査を受け保有を証明する証拠を公表している。

シンガポール, ブロックチェーンの導入のためシード期の資金を提供

　IMDAシンガポールのブロックチェーン生態系を成長させるためにブロックチェーンの特別な関心のグループ、ソリューションプロバイダ、その他の関連サービスプロバイダに接続するためのプラットフォームを開発するためのシード期の資金を調達している。参加プラットフォームには、ブロックチェーンを採用企業ガイドが含まれてなければならず、興味のある会社が他の当事者とのコミュニケーションができるように、シンガポールブロックチェーンコミュニティのアドレス帳のリストを含むべきである。また、プラットフォームは、中国とシリコンバレーのような他のグローバルブロックチェーンコミュニティと接続されてなければならない。

フランスのタバコ屋がビットコインの販売を開始

　フランスタバコ会社は、2019年新年からビットコインを販売することが分かった。フランスのラジオ局Europe 1によれば、2019年1月から50ユーロ、100ユーロ、250ユーロ相当のビットコインのレシートをタバコ屋で発行するようだ。現地仮想通貨スタートメーカーであるKeplerkと提携し購入したバウチャーをビットコインに変換して、プラットフォームの財布に保管できるように支援する。3000店舗から4000店舗のタバコ屋がビットコインの取り扱いを開始する予定である。地域と密着したお店にビットコインが導入されることになった。これは、仮想通貨の一般への普及という観点から見ても、大きな進歩と言えるだろう。

ザイフ(Zaif) 仮想通貨取引所 事業譲渡完了

　仮想通貨取引所であるZaif（ザイフ）が、株式会社フィスコ仮想通貨取引所へ事業の譲渡を完了したことを発表した。10月に引き継ぎを受けることに合意した株式会社フィスコ (FCCE)は9月20日に発生したハッキング事件により資金の損失が発生したユーザーへ補償金を策定した。(FCCE)のプレスリリースによると、今月末移転補償の手続きが開始される。

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