ALISはこれからどうなるの?、気になる方も多いですよね。
ALISの今後について、6月4日夜にALISの質問会(AMA: Ask Me Anything)にて、ALIS開発運営さんからちょっと驚くことを含めていくつか方向性が示されました。
とっても興味深く初耳もあり、少しALISの未来が見えたように思いましたので、個人的に録音したものを聞き直し、みなさまが気になる5つのポイントに絞ってまとめました!(気になっているのは自分だけかも)
なお、Q&Aは分かりやすいように再編成してまとめているため、発言そのままではありません。筆者の意訳も入っていると思いますので、それを差し引いてお読み下さい。
開発運営さんの生の声を確認したい方は、後日に録音の公開があるとのことですので、そちらでお聞きくださいませ。また、以下のように議事録をぽんさんやゆーこさんが速報で書かれているので、ぜひご覧ください。
・【6/4 21:00~】ALIS AMA議事録 ぽんさん
・ALIS-AMA速報 ~22時 ゆーこさん
・カテゴリの拡大の方法は、カテゴリ別にサイトを分ける方法と、同じサイトでタグを付けて分ける方法がある。どちらにするかは未定だが、同じサイトでやれるようならそうしたいというのが今の方針。
・クローズドβ版では、ぜんぶ自由に書いてもらってタグでカテゴリを分けることをやりたいとも思っている。
・カテゴリ拡大の時期は、1~2ヶ月の間では無い。クローズドβ版の間に一回はやりたい。
・オープンβ版や正式版をいつから開始するかについては、時期の公表は投機の対象になったりするので具体的に示していない。
・カテゴリ拡大に合わせてto B(対企業)として、タイアップやアライアンス(連携)をやってゆく。
・それは今はまだ検証しきれていない部分。将来はちゃんとワークするように機能を作ってゆく。なんとかしたい。
・良記事が埋もれないように、優先度を上げて検索やタグ機能をつける。
・カテゴリが増えたときには、ALIS関連記事ばかりが人気上位にならないと思う。
・ALISの中での対応策としては、有料記事や投げ銭機能など(4月のクローズドβ版リリースイベントで発表された内容)。
・ALISの外では、他のメディアと連携、店舗決済。他の企業と連携。ここがポイントになってくる。
筆者コメント)他の企業との連携については、何回も言及されていました。連携するとALISに収入が入ってきて、ALIS自体がお金を稼ぐ道ができます。そのお金は開発運営費のみならず、記事報酬として配るトークンの元手にもできます。そうなるとALISトークンのインフレを少なくでき、トークン価格の維持上昇が図れます。ALISの今後の発展を考えると、やはりここがポイントかと思いました。
・ALISプラットフォームでの広告(掲載)は、クールでALISならでは、というものならアリ。ステマの出稿はALISの信頼が崩れる。to Bとの関連で考えている。企業が意思や商品を伝えたい事についてはむしろ前向き。
筆者コメント)ええっ! これは自分の質問への回答なのですが、質問者ですらこれはちょっと驚き。
このALIS内での広告容認の発言は物議を醸していますね。例えば、アリスマンさんが懸念する記事を書かれています。【図解】ALISって広告のないメディアじゃなかったの? ただ、AMA回答のニュアンスからすると、記事内に広告が入ったりステマ記事を載せたりということではなさそうで、批判が集中するような過激な発言では無いかと感じました。
上の項目での回答のように、広告というよりタイアップやアライアンスという形を考えておられるように思いました。
・トークン価格操作は、今はやっちゃいけないと思っている。それは、日本の取引所上場をしっかり考えているので規制に対処しているから。
・ダークサイドじゃなくてトークン価格(価値)をしっかり上げてゆくことは、チーム一丸となって検討し動いている。
・トークンのインフレ率を調整(現時点では年間10%予定)することもありうる。
筆者コメント)ALISトークン価格は低迷していますが、やはりそれについて対応を考えておられるような印象でした。価格を簡単に上げることはできる(でもダークサイドなことはしない)と、何度も言われていたのが印象に残っています。
・国内取引所上場を、どこかの時点でしたい。
・詳しくは言えないが(上場に向けて)頑張っている!
筆者コメント)国内取引所上場については、ちょっと思わせぶりな発言かと思います。どうなることでしょうか。
激似!なんなら伊勢谷友介がワインさんに似ている。
筆者コメント)自分もワインさんにお会いしたことがありますが、確かに似ていてイケメンですねw
AMAの最後に運営さんがAMAについての参加者の感想を聞かれ、参加者からはかなり好評のようでした。またそのうちAMAを行うし、英語でのAMAも行いたいとのことでした。
AMAを聞かせていただいて、ALISの今後の動きについて開発運営さん自らが話すことはとても大切かと思いました。録音を聞き返すと、上にまとめたように突っ込んだ耳寄り発言も結構ありましたし。
今回のAMAによってミスコミュニケーションがさらに改善したように思いますし、今後のALISが少し見えてきたようにも感じました。
よろしければ、過去記事一覧もご覧くださいね。
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