ALISがICOを行ったのは2017年9月1日。
自分はICO初日から参加し、その際の思いを記事にしています。原点に返ることがとても大切ですので、今一度振り返り、ここALISに転載します。
(2017年9月1日投稿)
ALISという、新しいソーシャルメディアプラットフォームが動き始めました。
ICO(トークンセール)が、本日(2017.9.1.)始まりました。
自分も早速、多くはありませんが投資しました。
ALIS: alismedia.jp
ALISは、良い記事を書いた人や、それにいいねをした人にお金を配って、その労力に報いようとする、日本発のソーシャルメディアです。
と、独断と偏見にて一言でまとめました。
ALISの革新的な部分は様々な面でありますが、ユーザー面から見たALISのポイントは、ユーザーにお金(トークン)を配るにも関わらず、広告なし、ユーザー課金なしという点かと思います。
そんなことできるの?どうやって?と、疑うくらいの驚きです。
これを実現するために、詳細は省きますが、実によく練られたシステムになっています。
自分はALISを知ってから、このシステムについては先行例のSteemitを含めいろいろ調べました。調べれば調べるほどよく練られていることがわかり、感心しきりです。
今まで記事を書いて収益を得るためには、アフィリエイトなどの広告収入を得る必要がありました。
その弊害が大きいことは、最近のキュレーションメディアの例などたくさんあることはご存知のとおりです。
キュレーションメディアについては、自分もまとめ記事を書いてみたりしましたが、きちんとしようとすると著作権をクリアする事が難しく、続きませんでした。
逆に、自分のブログに載せた写真が無断使用されて、嫌な思いをした事を何回も経験しています。
こういう問題を打破し良質なコンテンツを作ってゆくために、広告なし、ユーザーの金銭的負担も無く、評価される記事を書けば書くほど、そして記事にいいねをするだけでも収入が得られる仕組みが、このALISとのことです。
確かに、ALISのホワイトペーパー(事業計画説明書)に書かれている通りに事が進めば、この問題の大きな解決策になりえます。
https://alisproject.github.io/whitepaper/whitepaper_v1.01.pdf
自分は、広告を排除し良質なコンテンツが評価されるというALISには可能性がありそうなので、応援をしたいと思いました。
ALISはICO (Initial Coin Offering)をするので、金銭的な面で協力ができます。ですので、ICOに応募した次第です。
もちろん寄付ではなく投資ですから、リターンが期待できると踏んではいます。
幸い、ICOは初日から順調に資金が集まっているようです。
集まっている額は、こちらから確認できます。
https://etherscan.io/address/0x26d46bE21CCDFe3a6EC445f292995C337e3F6B7E#internaltx
ICOは、9月29日まで行われます。トークンが売り切れ次第、終了です。
よくある手法ですが、早くに参加するほどボーナスがつきます。
資金が集まれば、あとはALISの開発運営さんがきちんと形のあるサービスを作られて、それが多くの人に受け入れられるかどうかがハードルでしょうか。
特に、記事を書いたりいいねするだけでお金が得られるとなれば、多くの人(特に日本人)の第一印象としては、怪しく感じるかと懸念しています。
自分を含めICOに投資する人でさえも、そのように感じていた人は少なくないようですので。
この疑問をしっかり解消し、胡散臭いサービスと敬遠されないように工夫をするよう、開発運営さんには十分に配慮いただきたいものです。
ALISのスキームは、開発運営が誠実にきちんとすれば素晴らしいスキームでしょうが、詐欺的なことをしようと思えばできる余地が多いとも思いますので。
幸いにも、運営スタッフさんは、ネット上で文章等を拝見したり、メッセージングサービスで会話をさせていただいた限りでは、きちんと誠実に取り組んでおられる印象です。
ALISが成功すれば、ネットメディアのあり方に一石を投じると同時に、日本のICOについても良い先例になると思います(ALISは日本初の大型ICO、また日本初のブロックチェーンを用いたメディアとしてのICO)。
ぜひ、成功することを願っています。
いや、願うだけではなく、ALISは投資した人がユーザーとして参加してサービスを盛り上げてゆくこともでき、それが投資者としての利益になる面があるので、そちらの面でも協力してゆければと思っています。
※本記事は個人的な意見を記載したものであり、投資を勧誘するものではありません。