京都を代表する景色の一つ、かの有名な東寺の五重塔。
桜の季節はその五重塔が一番映える季節でもあります。
今回は、桜と五重塔のコラボが美しい東寺にお散歩しました。
東寺はご存知のように新幹線から見えますよね。
交通手段は京都駅から徒歩! なんと便利な。
京都駅八条口からイオンモール京都を横目に15分ほど歩くと到着です。
一応、最寄り駅は近鉄京都線の東寺駅ですが、京都駅での近鉄への乗り換え時間を含むと、京都駅から歩いてもそれほど時間の差はありません。
さっそく東寺に到着。
ここは南大門。国の重要文化財です。
これは明治28年(1895年)に三十三間堂の西門を移築したもの。前の南大門は明治元年に焼けちゃったから。
奥に見えるのは、国宝の金堂です。あとで拝観します。
では、桜を拝見しましょう。
おお、壮観ですねー。
この桜は、不二桜(ふじざくら)。
この紅しだれ桜は樹齢120年を超えるとのことですが、ずっとここにあったわけではなく、東寺信徒総代から寄贈され平成18年に三重県より移植されたそうです。
ここでの歴史は短いのですが、すっかり京都を代表する桜景色の一つになりました。
それにしても晴天で素晴らしい桜景色です。
では、境内を散策しましょう。
境内には至るところに桜が咲いています。
五重塔前の瓢箪池に散った桜がたくさん浮かび、これもまた壮観です。
しだれ桜からのぞく五重塔。
春爛漫。
瓢箪池の水面もずいぶん春色になっています。
いい気候で和みます。
境内にはもちろん五重塔以外にも建物があります。
こちらは講堂。
中は撮影禁止なのが残念ですが、ここには国宝の仏像16体、重要文化財5体が安置されています。これらの仏像が組み合わさって立体曼荼羅を形作っているんです。
それにしても国宝16点って凄まじい…。国宝が1点も無い県すらあるのに。
それに、普通国宝ってガラスケースの中にうやうやしく飾られているじゃないですか。しかし、ここの国宝の仏像はむき出しで、ホコリをかぶっているという凄まじさ。
この扱い、さすが国宝いっぱいの京都と思わざるを得ません。そしてさすが世界遺産、東寺さんやで。
五重塔の近くにもしだれ桜があり、このコラボも素晴らしい。
とても京都らしい光景です。
この写真のような桜が満開でかつ天気の良い日となるとなかなか無いので、貴重な瞬間です。
そして、あっという間に桜は散ります。
苔むす地面一面に散った桜が。これもとても美しい光景です。
桜がのびる国宝の金堂へと落ちる夕日が一日の終わりを告げます。
そろそろ帰りましょう。
金堂は東寺の本堂です。中には薬師如来像などが安置されています。
夕方の長い影がさして、拝観時間もそろそろ終了。参拝者も少なくなっています。
名残惜しいですが、帰りましょうか。
なお、この日は夜間拝観もあり桜がライトアップされます。
さすが、東寺はん商売上手w。
京都駅への帰り道。
東寺から京都駅まで歩くと喉が渇くので、いつも途中のイオンモール京都でフルーツジュースを飲んでいます。
ジュース屋さんは3月で変わったようです。
新しいお店のジュースはちょっと高いけど濃くて美味しい。氷で水増ししていないしね。
ということで、世界遺産・東寺の一年でも一番美しい光景の桜景色を見ることができて、満足しながら帰路につきました。
Camera: LUMIX G8
Lenses: LEICA 12-60mm F2.8-4 with C-PL filter, LUMIX 45-150mm F4-5.6, OLYMPUS 9-18mm F4-5.6
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