秋もだんだんと深まってきて、京都も素敵に色づいてきています。
さて、前回好評だったモシュ印イベントは別のお寺でもやっているので、訪ねてみましたよ!
モシュ印とは、筆書きの部分が苔でできている特大の御朱印のこと。
前回のモシュ印記事はこちら。
今回は、お庭が美しい京都洛北の圓光寺(えんこうじ)へお散歩です。
京都盆地の東北の端、詩仙堂の近くに圓光寺はあります。
やや不便な場所で近くには駅はなく、バス停からも10分すこし歩きます。
圓光寺はとても有名なお寺ですが、それほど混雑していないようなのはこの不便さがあるからでしょうか。
圓光寺本堂。
ここから入るのではなくて、右にある木に隠れた入り口から庭園に入ります。
圓光寺庭園。
「十牛之庭」と名付けられています。
素晴らしい光景ですね。
まだまだ苔が美しいです。
お庭を正面から見ると、早くも少し紅葉してきています。
さて、圓光寺のモシュ印を見てみましょう。
このモシュ印イベントは、JR東海の「そうだ 京都、行こう。」の企画として行われています。
大きな御朱印パネル。緑色の筆書き、苔ですね。
「南無千手観世音」と書かれています。
文字を拡大してみると…。
しっかりと苔です。
では、本物の御朱印は?
いただいた御朱印。モシュ印とそっくりですね。
書かれている千手観世音菩薩は圓光寺の御本尊です。
こちらはコケ寺リウム。
参道の両脇の緑が苔になっています。
こちらは圓光寺の「奔龍庭」(ほんりゅうてい)を模したコケ寺リウム。
なんだか海苔巻きのお寿司のようですが、実際はどうなのでしょう?
こちら、実際の奔龍庭。そっくりですね!
天空を自在に奔る龍を石組であらわした枯山水とのことです。瓦で渦を作っているんですね。
苔の庭に落ちる秋の優しい木漏れ日が素敵。
コケ寺リウムも可愛いのですが、実際のお庭はやはり素晴らしいです。
つくばいに飾られた花も味わいがあります。
もみじが少し色づいてきていますね!
もういちど十牛之庭を振り返って、名残惜しく圓光寺を去りました。
いよいよ京都にも、緑、黄色、赤と鮮やかな色を見せてくれる、一年で一番お庭が美しい紅葉の季節が始まりました。
Camera: PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4 & PENTAX 50-200mm F4-5.6
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