参考になる記事や動画とか、私の積立設定も公開。
こんにちは、ヘクトです。
「老後2000万円問題」の2000万円という金額は概算なので気にするわけではないのですが、やはりこのインパクトで将来のお金のことが気になってしまいました。
年金は以前は60歳から支給されていたのがいまでは原則65歳からとなっていて、金額を減らしても早くもらいたいという選択も、段階的に年齢が引き上げられていっています。
平均寿命が今後伸びていくかどうかはわかりませんが、少子化の影響で年金の資金は減っていくと思いますので、自分が65歳になるころに年金をもらい始めることができるとは思えないなぁと考えています。
年金暮らしが期待できないとなると、自分で備えておくしかありません。
「節約してお金を銀行に貯金しておくしかないな」と考えていた時期もあったのですが、インフレリスクというものがあり、日本円でそのまま貯金しておくこと自体もリスクになるんですよね。
昔よりお菓子が高くなった感じがしたり、値段が変わらないのに小さくなっている気がするのも、インフレで物が高くなった結果です。円の価値が下がっていくので、だんだん円が多く必要になっていきます。
銀行にお金を預けておくだけだと、金利で若干の増加はあってもほぼ金額が変わりません。ということは、インフレによって持っているお金の価値が少しづつ確実に下がっていくことになります。
働き続けていられれば、収入の額もインフレで増えると考えられますが、歳をとって働かなくなったときに目減りした貯金しかないとなると楽な生活ができないかもしれません。
そこで、いろいろなサイトで調べてみたり、Youtubeで解説されている動画を見て参考にして、資産運用を始めてみたというわけです。
「老後2000万円問題」のときにあえて2000万円と数字を出したのには、国民にもっとお金について考えてほしい、金融リテラシーを上げてほしいという意図があったといわれています。
つみたてNISAやiDeCoを使うと、運用で得た利益にかかる税金が減るという税制の優遇措置が用意されていたりしますが、普通の人は難しくて興味もわかないので利用率が低い状態です。
「リッス経済」で有名なしまりすさんのブログを読んだのがきっかけで、自分も楽天証券の口座を開設しました。
(マイナンバー通知カードがどこにいったかわからなくなり、見つかるまで数ヶ月放置しましたが。)
きっかけになった記事↓
しまりすさんのブログでは、
●楽天証券の口座を作ろう
●楽天カードを作ろう
●積立投資の設定をして放置しよう
●毎月楽天カードで支払う設定にして楽天ポイント1%もらってポイントも投資資金にしよう(利回り1%追加と同等)
●ノーロードでインデックスで低信託報酬のものを選ぼう
●日本以外の世界株式に分散投資できるものを選ぼう
オススメ投信は
●eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
●楽天・全米株式インデックス・ファンド
って感じで書いてありました。
楽天証券の口座を作る時点で、NISAとつみたてNISAについてはよく分からないまま進めたのですが、積立投資をするつもりだったのでつみたてNISAを選んでいました。つみたてNISAを使うと税金のかからない優遇を受けて積立投資ができるので使わない手はないです。
最近Youtubeを見ていたら仮想通貨界隈でも有名だったイケハヤさんが、つみたてNISAの解説をしていました。
動画の3:00くらいのところからの部分が個人的に気になっていた部分で、
積立投資をすると、年間利回りが現実的な4%であっても20年で1.5倍になると試算できるそうです。30年で2倍とかも普通に行くと考えられるそうです。
これは1年で増えたお金を投資資金に追加することで、増えたお金がお金を増やしてくれる「複利効果」が発生するからなのだそうです。
複利効果については下の動画で説明されています。
イケハヤさんはこの3つが定番と言っていました。
●eMAXISSlim先進国株式インデックス
●eMAXISSlim米国株式(S&P500)
●楽天・全米株式インデックス・ファンド
全世界の株式インデックスが良いと考える理由は、全世界で見れば人口がまだ増え続けているからです。人口が増えている国では経済も成長していく伸びしろがあります。世界全体の経済はプラスになるだろうと予想ができるから全世界株式を選ぶのが定番とされています。また、アメリカは世界の中でも企業の成長が止まっていない国なので成長に期待できます。
全世界株式を選んでも、現状は米国株式や先進国株式の割合が多くなり、全世界に投資しているのとあまり変わらないため、ファンド管理費用が低いものを選ぶのもいいと思います。
これ以外にも追加で、楽天銀行の口座と楽天証券の口座をひもづけるマネーブリッジを行うと、楽天銀行と楽天証券の間の資金移動がシームレスになり、楽天銀行の普通預金の金利が年0.1%になります。
円で持っていたい場合でも、マネーブリッジして金利を少しでも高くすることで資産の目減りを抑えることができますね。なので楽天銀行と楽天カードと楽天証券をすべて連携するとよいです。
ちなみに楽天はスーパーポイントと期間限定ポイントという2種類のポイントがあり、期間限定ポイントは使える範囲が限られます。期間限定ポイントは楽天市場で使ったり、楽天ペイの使えるお店で使えるので楽天ペイアプリを入れておいて楽天カードと連携しておくと期間限定ポイントを使って、足りない分をスーパーポイントや楽天カードから払うことができます。
イケハヤさんの動画は積立投資設定後に見つけたので参考にしてませんが、しまりすさんの記事を参考にしたうえで、つみたてNISAの最大金額を設定しました。
つみたてNISA口座は年間40万円が上限なので、毎月換算すると
400000円÷12ヶ月=33333円
毎月33333円を積み立てればギリギリ40万円以下になります。
これを半分にして16666円づつを2つのファンドに積み立てることにしてみました。
設定をやっていたら、楽天カードで積み立ての支払いをする場合、毎月5万円が上限であることがわかりました。
16666円+16666円をつみたてNISAで使う設定にしたので、楽天カードの支払い可能な枠は残り16668円あります。
この16668円を、SBI・全世界株式インデックス・ファンド【愛称】雪だるま(全世界株式)に特定口座で積み立てる設定にしました。
ファンドの管理費用が0.1102%で低いことと、雪だるまという名前がかわいくて覚えやすいからという理由で選んでみました。
これでピッタリ5万円を楽天カードから積み立てる設定になりました。ポイント利用してしまうとカード利用が5万円にいかなくなるのでポイントは利用しない設定にします。
毎月5万円を楽天カードで積み立てていけば、1%の楽天ポイントがもらえるので500円のポイントがファンド投資ぶんでついてきます。
このポイントで投資ができるので、実質利回り1%追加ですね。
ややこしいですが、500ポイントをポイント投資で消費すると、楽天市場のポイントがその月だけ1%アップします。
株の資産を+1%増やしながら買い物のポイント率も上げられるのはメリットです。
無駄な買い物をしないように注意は必要ですけどね。
この設定をしたらあとは放置するだけになるので、相場に一喜一憂せずに時間がお金を増やしてくれるのを待つだけです。
インデックスファンドの積立投資は、がんばってトレードするよりかなり楽で意外と期待値が高いので初心者にオススメです。