麻布十番のクリプトマルシェに行ってきた（１）

六本木から麻布十番を目指す

目指すは、５月１２日プレオープン、７つの仮想通貨で買い物ができる「Crypto Marche（クリプト マルシェ）」、場所は麻布十番です。地下鉄日比谷線の六本木駅からは歩いて１０分ほどのはず。ホームページに記載されている住所、東京都港区元麻布3-10-8を目指し、iPhone片手にグーグルマップを確認しながら先へ進みます。

六本木駅出て、芋洗坂を下ります。下りきって大通りに出たら右側にあるTUTAYAを通過して、その先の路地に入って行きます。ここからはちょっと分かりずらい。２度ほど麻布十番へは行ったことがあるのですが、麻布十番商店街の中心からは少し外れた住宅街の一角。さてどこでしょう？

クリプトマルシェの場所が分からない

東京都港区元麻布3-10-8には、いくつかのショップや会社が入居している建物がありました。でも、クリプトマルシェは見当たりません。建物をぐるっと１周して見つからず、もう一度、裏側へ。やっぱりマルシェらしきイベントをしているようには見えません。開店時間の１０時を少し過ぎてます。

小さな店舗スペースの前に赤い看板があり、一日店舗と書かれていますが、そこにもクリプトマルシェ開催の告知などはありません。人の気配もないし、どうしようかと。でも、絶対この建物だと信じ、赤い看板の隣を見ると、２０cmほどの小さな写真立てのなかに、クリプトマルシェのロゴマークを発見！これじゃ分からないし、店先に人もいないし（笑）

店は、１日単位で貸してくれる１坪店舗です。店の中をのぞくと、いました、奥の方で、準備をされている方が。店主ponchikiさんの奥さんでした。ponchikiさんは販売する商品を取りに出かけているとのことで、数分後、戻って来られましたが、開店準備はこれから。

人情味あふれる麻布十番

オープン初日、しかも、プレオープン、準備が間に合わず大変そうです。しかし、間に合わなかったポスターは、お隣にある印刷店さんのご厚意で、電子データをお渡しして、印刷していただき赤い看板に貼り付けることができ、さらに、赤い看板を道路沿いに置いた方が目立つからと、道路側にある会社の方が会社の前のスペースに立て看板を置いてくださるなど、麻布十番素晴らしい！

開店時間は過ぎているので、急いで販売する商品の陳列など開店準備をする必要があります。邪魔をしてはいけないので、少し、麻布十番商店街をぶらぶら。明治43年創業ワッフルで有名な紀文堂、「およげ！たいやきくん」のモデルになった明治42年創業の浪花家総本店、慶応元年創業の豆源など。開店したばかりの時間帯なので、待ち時間なしで麻布十番の名物をゲットできました。

クリプトマルシェ開店！

クリプトマルシェに戻ると、店の準備は整い、コンパクトながらマルシェっぽく、そして、センス良く、商品が並べられていました。

私もマルシェへの出店やファーマーズマーケットの企画などしてきましたが、最初はとにかく大変です。開店時のドタバタは仕方ないこと。開店にこぎつけたことだけで、とても評価できることだと思います。

続く。

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