ALISはインキュベーションコミュニティーになる

以前、私はインキュベーション施設で仕事をしていたことがあります。

その経験から、

ALISはインキュベーションコミュニティーを作れるのでは

と考えました。

インキュベーションマネジャーの仕事

１０年ほど前、中小機構のインキュベーション施設で

チーフインキュベーションマネージャーの仕事をしていたことがあります。

３０〜６０平方メートルくらいのオフィスと研究室が

合わせて３０数室、大小の会議室もある立派な建物です。

そこに、私とサブのインキュベーションマネージャー

そして、事務担当者の３名だけ。

施設管理、入居者募集の対応、地元企業への訪問、地域のイベントへの出席

パンフレットやホームページの作成、施設内イベントの企画実施、

業務報告書の作成、さらには苦情対応まで。

３名で、全ての事をこなすのですから

仕方がないのでしょうけれど

間接業務の比率が高い状態が続きました。

結局、立派な建物と施設の管理が一番大変でした。

入居企業へのサービスを向上するには

施設管理などをする担当者を置き

そのための人件費を捻出するため、賃料だけに頼らない

インキュベーション施設のビジネスモデルを模索する必要があります。

しかし、公的な施設ですので、これ以上のことはできませんでした。

入居企業の選定基準

近隣相場よりは安いのですが、

スタートアップやアーリーステージの起業家には負担の大きな賃料。

また、入居審査では、将来性や人物よりも

実績が重視される採点基準。

この事業は面白い、この人は大成しそうだ

というような、曖昧なことはポイントにはなりません。

助成金の選定と同じイメージです。

地元商工会議所の役員の会社など地域で実績のある企業が中心。

起業前に入居審査を受けに来たサラリーマンの方は

何かを成し遂げそうな気がしたので入居して欲しかったのですが、

起業前ですから審査の点数が低く入居を認めてもらえませんでした。

しかし、現在は、上場企業のオーナー社長です。

スタートアップやアーリーステージの起業家にとっては

入居が難しい施設でした。

スタートアップにインキュベーション施設は必要か？

・事業内容にもよりますが

　スタートアップなら、自宅の一部屋で十分です。

　そうすれば賃料は不要に

　通勤費も必要なくコストは大幅に削減できます。

・様々な人との交流ができ、情報の集まる環境は必要です。

　自分と同じような起業家が近くにいることのメリットはあります。

　しかし、ネット上の方が、多彩な人たちと交流できる可能性があります。

　顔合わせは、必要な時だけに行えば問題ありません。

これからの時代

スタートアップには、

立派な箱物によるサポートは必要ないかと思います。

スタートアップやアーリーステージの起業家にはALIS

立派なインキュベーション施設（箱物）を作るよりも

ネット上にインキュベーションコミュニティを作った方が

起業家の役に立ちそうな気がします。

ALISがあれば、

起業家は

・コミュニティを作ることができそうです。

・情報発信や情報収集もできそうです。

・将来的には、人材確保もできるようになるでしょう。

・ショッピングもできてしまうかもしれません。

・さらに仮想通貨ALISも手に入ります。

ヒト、モノ、カネ、情報

ALISで、全てを揃えることがことができます。

ALISは、今までにないインキュベーター

ネット上のインキュベーションコミュニティです。

”ALISのインキュベーション事業”に

続く。

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