先日公開したこちらの記事にこのようなコメントをいただきました。
ハッカー部の方からNEMに目を付けている理由ってありますか?と
私の完全に個人的な意見ですが、フリーマーケットのような小規模な個人間決済においては、オンライン上オフライン上どちらにおいても、ビットコインよりもNEMの方が有利であると考えています。
金・ゴールドが実社会では取引の対象となっても決済の手段とはなり得ないのと同じです。
ビットコインが金としての位置付けであるのであれば、デーーン!!と居座ってもらって、その他の仮想通貨が実際の決済手段としてなり得ればいいと思っています。
仮想通貨慣れしていない人が仮想通貨を簡単に使おうとした時に使い勝手がいいのがNEMであると考えています。難しいことを考えずに使えることは大事だと思います。
コインチェック事件のせいで悪名がついてしまいましたが、手軽さや決済の優位性からすると、ビットコインよりもNEMの方が優秀であると思います。
1 送金速度の速さ
これはオフライン上のフリーマーケットや個人間決済において言えることですが、取引所を通さず個人で取引する場合に、ビットコインであれば少なくともトランザクションの成立する10分という時間がかかりますが、NEMは数分で終わります。
人を待たせない、という意味で決済に向いていると言えます。
2 貯蓄性
ビットコインは持っていても増えませんが、PoIであるNEMは10000枚を超えてくれば、ハーベストの可能性があります。
個人取引で決済をしていれば、10000枚はすぐに達するものと思います。
NEMを持っている人はハーベストさせてみたいと思っている方は多いと思いますし、私もフリマで手に入れたNEMはハーベストに回してみたいなと思いますね。
ハーベストはパソコン常時起動の必要性もありませんし、効率的ですよね。
まあ今は大して貰えないらしいですけどね。
3 決済用QRコードの作成が容易
外部アプリケーションを活用して誰でも決済用のQRコードを発行できます。
仮想通貨 決済用QRコードとGoogle検索して、最初にヒットするのはNEMだったりします。
ALISにいい記事あったので貼らせてもらいますね。
4 スマホ完結
nano Walletは優秀であると思います。
NEMをいれてさえおけばスマホで完結させる決済が可能です。
これに関しては他のウォレットでも一緒なんですけどね。
実は私仮想通貨を全く知らない自分の妻に、NEMを送ったことがあります。
妻が自分でお店をやる時、個人でマッサージの依頼を受けた時に仮想通貨決済を導入しろよという話をしています。
その中で、試しに送ったところ、早い!!とびっくりされました。
nano walletで請求書を作りQRコードを読み込ませて決済が出来る点
極端な話、そのQRコードをスクリーンショットして、ブログに貼り付ければ、それだけでもフリマの仮想通貨決済に活用できますし、手数料は余計にかかりますがメッセージをつけることもできます。
5 スマートコントラクト
将来的な話になってしまいますが、決済に使われる仮想通貨はスマートコントラクトの導入が必要になってくると思っています。
特に通販の詐欺防止の観点では、スマートコントラクトの技術が活かされると考えています。その点を踏まえてもNEMは優秀であると言えます。
6 モザイク
NEMモザイクを活用した独自トークンを作ることが出来ることは、商用利用に便利だと思われます。
WAVESに対して思うことと同様ですが、トークンの活用は、ポイントカードとしての役割を果たすことが出来ると思っています。
決済については正式な仮想通貨で行い、併せて独自トークンを発行することで、ポイント機能による割引等、実社会と同様のサービスを行うことができます。
7 コミュニティ力・開発力
コミュニティが強く、方向性が定まっているものは強いと思っています。
例を挙げればコミケです。あれはコミュニティの力であそこまで成長したものです。
現状、流通性や知名度からすればビットコインやイーサリアム、またはリップルなどの方が有名ですが。
NEMの可能性にも期待したいですね!