今回はAIとブロックチェーンで世界を変えるdoc.aiという医療系ICOをご紹介したいと思います。
調べてみて結構面白かったので、知っておいて損はないプロジェクトだと思いますよー!
トークンも近々発行されるみたいなので、チェックしてみてください!
医療系ICOシリーズ第3弾です!
doc.ai(ドックエーアイ)は2017年に仮想通貨ICOを行なった医療系ICOで、NeuRoN(ニューロン,NRN)という通貨を発行します。
NeuRoNは分散化された人工知能AIのネットワークです。
AIとブロックチェーンを掛け合わせた超先進的なプロジェクトと言えるでしょう。
今まで我々医師は、それこそ一生かけて医学知識を自らの頭の中に叩き込むという方法しか、患者さんを救うすべがありませんでした。
大学医学部6年間→初期研修医2年間→後期研修医3-5年間→専門医取得
このように、6年間という長い大学生活が終わった後も、専門医として一人前になるには数年を要します。
さらには専門医をとって終わりではなく、医学知識との戦いは一生続きます。
しかし、AIの発明により状況は変わりつつあります。
AIは世界中のあらゆる患者データを学習し、日々アップデートしていくことができます。
将来的には、症状をAIに入力すれば勝手に診断がついて、勝手に薬を処方するなんてことができるかもしれません。
doc.aiでは患者がスマートフォンやタブレットからデータを入力することで、データをAIに学習させます。さらには、同じ病気に苦しむ患者同士で匿名でデータを共有することで、より有用な情報をシェアできます。
例えば、てんかんを持つ子供の親が、「症状がどんな時に引き起こされるか」「代替療法」「発作の頻度や数」などを全員でシェアすることで、AIがそれを学習し、科学者はそのデータを元に、患者の役に立つ新しい発見をすることができます。
doc.aiではイーサリアムのスマートコントラクトのプラットフォームを使います。
これにより、プライベートな患者情報を、匿名で中央集権なしに収集することができます。
ユーザーはプロジェクトにNRNトークンを支払うことで参加することができます。
例えば、てんかんを持つ子供の親が報酬額を設定し、それに共感する多くの親たちが報酬額を払って参加します。
研究者はてんかん発作を起こす原因の予測モデルを作成し、最も優秀な予測モデルを作った研究者がその報酬をもらうことができます。
このようにしてブロックチェーンを用いて、プライバシーの強い情報を共有し、報酬モデルによって新たな発見を促すことができるということですね。
doc.aiはブロックチェーンとAIを掛け合わせた超先進的なプロジェクトです。
患者の生活データなどよりプライバシーの強いデータを集めることで、今まで病院では対処できなかったような問題にブロックチェーンを用いて取り組む新しいプロジェクトですね。
私自身、調べていてとても勉強になりました!
今後大注目なトークンなんじゃないでしょうか!
遺伝子情報を保存するブロックチェーンNebulaGenomics をご紹介。