今回は2018年時点での医療・ヘルスケア系ICOをまとめてみたいと思います。
私自身、2,3個しか知らなかったのですが、調べてみると実に
60個
もの医療分野のICO/ブロックチェーンプロジェクトがありました!!汗
https://github.com/acoravos/healthcare-blockchainsより引用
いやーこんなにたくさんあるんですね、、汗
ただ全てがICOしているわけではなくて、プロジェクトレベルのものもあるようです。
さらにさらに、この図に全てが載っているわけではありませんでした。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1TANOZmuYtVhyn1C9PV6YLsOBlQNOEOBExB7u2_Kkork/edit#gid=0
こちらのドキュメントには2018年5月20日時点でなんと
123個!
ものヘルスケア関連のICOプロジェクトがまとめてありました!
もうなにがなんだかわかりませんね笑
アメリカのものが多いようですが、ヨーロッパからアジアまでたくさんのプロジェクトがありますね。
内容としては、
①インフラ系(Blockchain-as-a-Service)
②カルテ情報や遺伝子情報などの患者情報をブロックチェーンに記録する系
(MedicalChainやMediBloc、NebulaGenomicsなど)③医療情報分析サポート系
(Doc.AIなど)④医療機器やIOTのセキュリティ系
(NeuroMeshやSpiritus)⑤身分証明、ID系
(NetkiやPeerLedgerなど)⑥薬や医療器具をトレースする系
(BlockPharmaなど)⑦病院外でのケアをサポートする系
(HealthCoinやPointNurseなど)⑧その他
に分類されています。
いやー医療系だけでもこんなにもブロックチェーンを用いたプロジェクトがあるんですね、、
以前私の記事「メディカルチェーン」でご紹介したMedicalChainはカルテ情報を記録するタイプですね。これだけでも実現したら結構なインパクトだと思っていたのですが、これら多くのブロックチェーンが実際に運用されたらかなり社会的インパクトがあるものと思われます。
今回全てを掘り下げることはできませんが、ざっくりこんな風にブロックチェーンが社会を変えるんだろうなーということがわかります。
しかし一体、数年後にこの内のいくつが生き残っているのか、見ものではあります。
ほんとにICOのカンブリア紀というか、いいものも悪いものもごっちゃになって爆発的に増えている印象ですね。
我々医療者およびユーザーとしては、どれが本当に有用なのか、慎重に見極める必要があるんじゃないかなぁと思います。
ぞれぞれのICO案件についてもピックアップして記事にしていきたいと思います!
あわせてこちらの過去記事もどうぞ