使い方がよく分かっていませんが、とにかく使ってみたいので、半生を振り返る投稿でもしようと思います。平凡な起業をご覧下さい。
色々理由はありましたが、経営計画とか難しいことはほとんどせずに起業しました。大学は中退。最初はクラブでイベントとかやってて、そこからプログラム開発の領域へ。その辺りで法人化。創業時は5人で始めたものの、2年目には社員がゼロになり、自分1人の会社になりました。
最初半年くらいは水と塩で生活していましたが、Webサイト作りたいですと色んな会社を訪問していると、割と何とかなるように。平凡なことをしているので大きなオフィスも必要なく、出費が小さいのでまぁ潰れません。最悪会社維持費(法人住民税7万円/年)だけ払ってバイトしてても、社長って名乗れるんだなと実感。
3,4年経つと何だか大分仕事が安定してきて、そこそこ稼げるようになりました。こんな平凡な起業でも、普通に週5日仕事がある状態になると、年収は同世代の3倍程度にはなります。しかし、同世代と絡むことも少なくなり、地元を離れているから飲み仲間もいない。1人で飲み続けてたらなんだかおかしくなってきて、ここらへんから徐々に暗黒期。1回生活習慣が崩れると、誰にも怒られないためズルズル昼起き生活へ。何の為に仕事しているのか分からなくなってきた。
6年目くらいには何やってるのか自分でもよく分からなくなってきて、深夜徘徊泥酔常習犯に。落ちるところまで落ちた辺りで何かやらなきゃ感が高まってきて、一度引っ越し。周囲に飲み屋があまりない地域で再起を図りました。しかし染み付いた怠惰はなかなか拭えない。自分を甘やかす癖がもう強過ぎる。社員との距離感も分からない(社員は増えたり減ったりしています)。そんな中で徐々に復活してきました。
そして10年経ち、毎日人と会うのが嫌な私は、リモートワーク超推奨派に。基本的に社員と会うのは2週間に1回くらいだろうか。裁量労働なので、今から働きますとかも言わなくてOKな会社にした(納期破りそうなときは別)。フリーランサーはみんなうちの会社に来れば良いのに、と思っている。好きに働いて法務や税務だけ一箇所でやろうよ、みたいな。
昔は世界を変えたいとか思っていたけど、今は、なんかそれは結果論なんだろうなって思っている。必死に何かを貫いた結果、世界が変わることもあるんだろうな、くらい。
写真はある日のVR体験。
振り返ると紆余曲折というか、1人で勝手に迷って惑ってる感じが強いですね。社会貢献って何だろうとか、いっぱい悩んだんですが、まだよく分かりません。出来ることをやっていこうと思います。とりあえず現在は自社の他、NPO法人を2つと、社団法人の役員をしています。これらの役を出来る範囲で全うしたいと思います。