去年の夏はかつてないほどに暑く、場所によっては40度を軽く超える場合もありました。
総務省消防庁の報告では、平成30年6月~9月の熱中症による救急搬送人員数は92,710件で、前年の49,583件を大きく上回ったとされています。
どれだけ去年の夏が暑かったのかが分かりすね・・・。
今回は、そんな暑さについてのお話です。
WBGTに気を付けよう
WBGTとは、Wet Bulb Globe Temperatureの略で、熱中症を予防する目的で、アメリカが考案した温度の基準です。
単位は、普通の気温と同じ度(℃)で表しますが、WBGTは「気温」以外に「湿度」や「日射、輻射熱」などを含めて温度を算出します。
環境省が出しているグラフによると、WBGTが28度を超えた辺りから、急激に熱中症の発症率が高くなっています。
日常生活においての基準は以下の通り。
運動をするにあたっての基準は以下の通り。
こう考えると、子どもの部活動の時間なども昔と同じでいいというワケにはいかなそうですね・・・。
ありがたいことに、環境省さんがWBGTの実況や予測をしてくれるサイトを作ってくれているので、これを参考にしたいと思います。