今回のオススメ映画は"10クローバーフィールドレーン”。
「何者かの大規模攻撃受けた」と聞かされた主人公が、疑心暗鬼の中真実を探ろうとするSFサスペンス映画です。
あらすじ
恋人と別れた主人公のミシェルは、車の運転中、車が横転するほどの事故に遭ってしまいます。
次に彼女が気がつくと、そこは殺風景な密室の中でした。
脚は鎖で繋がれ、身動きが取れない状態に困惑するミシェル。
そこに姿を表した男は、食事や松葉杖を持ってきました。
同様する彼女を前に、
と告げ、鎖の鍵も渡して去って行く男。
ミシェルは松葉杖を加工して、男に反撃をしようと試みます。
・・・が失敗。
薬を打たれ気を失ってしてしまいます。
気がつくと男が食事を用意して椅子に座っています。
ハワードと名乗る男はそう言い、現在の状況を話し始めます。
何かしらの大規模な攻撃によって地上に出ることができないこと、ここがシェルターになっていてとりあえず安全であること、どれくらいシェルターで身を守ればいいかもわからないこと・・・。
最後に、
と言いその場を去っていきます。
開け放たれたドアから部屋の外の様子を見ようとするミシェル。
そこでもうひとりの生存者と出会います。
5日ほど前からこのシェルターに逃げてきた、エメットと名乗る男でした。
このシェルターには彼らの3人しかおらず、いつ来るとも分からない安全が確保されるまでは、この空間で過ごすことになっていきます。
それでもミシェルは「外がどうなっているか知りたい」と、地上の様子を知りたがります。
その要望に答え、ハワードはシェルターに取り付けられた窓から外を見せます。
すると、植物などは普段通り生えているようですが、飼い犬が板であろう柵の中には腐乱した動物の姿が見えます。
外に出た動物は、謎の攻撃によって皮膚がただれて死んでしまうと言います。
外の様子を見ているなかで、一台の車を発見します。
それと同時に、彼女の脳内にある光景がフラッシュバックしてきます。
彼女がここに運ばれて来る前、つまり事故を起こしたその時の光景です。
彼女の車にぶつかったのは、目の前にあるクリーム色の車だったのです。
ハワードという男は一体何者なのか……。
何の目的でシェルターに匿ってくれているのか……。
そもそも地上が危険だということ自体本当なのか……。
映画の"起”が終わり、様々な謎を含んで物語が始まっていきます。
以上が冒頭のあらすじです。
他に題名がかぶっている映画"クローバーフィールド-HAKAISYA”がありますが、関係があるかどうかは謎です。
世界観は同じなように見えますし、関係ないといえば関係が無いとも言えます。
ただ、製作総指揮に「クローバーフィールド-HAKAISHA」のマット・リーブスあることは両作共通しています。