ゲームの歴史とDapps

こんばんはクリプトバフェットです。

今回は凄い勢いで発展していくDappsゲーム、ゲームの歴史、最新のゲームテクノロジーについてご紹介したいと思います。

皆さんは世界最古のゲームといえば何が思い浮かぶでしょうか。ファミコン、将棋、ポーカー？　いえいえゲームの歴史はもっと古いのです。

こちらが世界最古のゲーム、エジプトのセネトです。冥界の魂の旅を表した2人対戦のレースゲームで、勝者は神々の加護を受けられると信じられていました。

古代エジプトの死生観である復活を背景にすると、現世から死者の国へ行き、また現世へ蘇る。そんなイメージが思い浮かびます。

<出典:Brooklyn Museum>

現代人になじみの深いチェスや将棋の祖先はインドのチャトランガという、4人対戦のボードゲームです。

戦争、武力、軍隊戦術といった力強い言葉での説明が多く、セネトとは趣が異なります。インドも死生観は輪廻転生なんですけどね。

<出典:日本将棋連盟>

この辺りからカードが出てきます。インドでは占いの道具を簡易化したタロットカード、中国では馬弔（マーディアオ）と呼ばれるカードゲームが出来ました。

それらのカードゲームがヨーロッパへ流れ、発展していきました。ポーカーやブラックジャック等、ルール性でも工夫がみられます。

<出典:ITmedia News 任天堂オリジナルデザインの純金トランプより>

印刷により紙が普及し、ルール性が発展したこの中世をゲームが大衆の物となっていった時代だと私は考えます。

近代からは凄いスピードでゲームの歴史が進んでいきます。

家庭用ゲーム機、ポータブル機といったゲームの機械化・電子化が進んでいきます。この時代を作ったのが日本であり、その先駆けがハード企業の任天堂とソフト会社のエニックスですね。

ファミコンも今や手のひらサイズ。

<出典:任天堂「ニンテンドー クラシックミニ」>

最近ポピュラーな物だとWEBゲーム、スマホゲームでしょうか。その市場はゲームの進化につれて大きくなっています。

総務省:通信系コンテンツ市場の動向

2014年の通信系コンテンツ市場における映像系ソフト1兆6,106億円の内訳は、ゲームソフトが9,210億円、(中途略)　また、通信系コンテンツの市場規模は、2010年以降着実に増加してきている。ソフト形態別に見ると、ゲームソフトが大きく伸びた映像系ソフトは2010年と2014年を比較して2倍超に達しており、通信系コンテンツ市場の進展をけん引している

スマホゲームの雄であるFate grand orederもその収益性から、親会社であるアニプレックスやソニー・ミュージックエンタテインメントに注目されています。

ゲームはボードゲーム、カードゲーム、コンピューターゲームとその時代のテクノロジーと共に姿を変えてきました。そしてその役割も儀式や占い、上流階級の娯楽・嗜み、大衆の娯楽と移り変わってきました。

何年後かの未来ではブロックチェーンの本領が発揮され、ブロックチェーンの進化と共にゲームでお金を稼ぐことがもっと簡単になるでしょう。有力な副業になっていきそうです。

<出典:Medium~ETHEREMON~>

そしてVRやAR、MR(複合現実)等のテクノロジーの発展と共に、人間社会へ溶け込んでいくかと思います。

MRに興味がある方はこちらをどうぞ。MR界隈ではMagic Leapが期待されていますが、MicroSoftも凄いですよ。

<出典:Microsoft HoloLens >

それではありがとうございました。

参考

Brooklyn Museum

日本将棋連盟 将棋の歴史

チャトランガWiki

任天堂　トランプの歴史

紙の歴史年表

Fate grand order

Delightworks

総務省　通信系コンテンツ市場の動向

Mogura VR

Microsoft holoLens