こんばんはクリプトバフェットです。
ブラックロック社のビットコインETFは、仮想通貨研究チームの結成で話が落ち着いたみたいですね。それでは次の仮想通貨について重要なイベント、G20について追っていきたいと思います。
G20(金融・世界経済に関する首脳会合)
G7(仏,米,英,独,日,伊,加,欧州連合(EU))に加え,亜,豪,ブラジル,中,印,インドネシア,メキシコ,韓,露,サウジアラビア,南アフリカ,トルコ(アルファベット順)の首脳が参加して毎年開催される国際会議です。G20サミットにはメンバー国以外にも,招待国や国際機関などが参加しています。
(中略)近年取りあげられる議題は,世界経済,貿易・投資,開発,気候・エネルギー,雇用,デジタル,テロ対策,移民・難民問題等があります。
世界中の影響力の強い国や地域を集め、世界を良くするルールを決める為に話し合おう。といった会議ですね。今年、最初のG20はアルゼンチン・ブエノスアイレスにて開催されていまして、具体案は次回に持ち越し、仮想通貨ではなく仮想資産としてインフラを整備していく。とのことでした。
7月のG20は、21日〜22の2日間、引き続きアルゼンチン・ブエノスアイレスにて開催します。来年の6月には、なんと日本の大阪で会議が予定されています。
正式なG20のHPはこちら
スペイン語と英語があるのでわかる言語を選んでどうぞ。
Agenda⇒Work streamで記事のサムネイルになっている、G20の分野別の取り組みが見れます。
ここで参考としてCoin postさんの記事へ飛びます。大本のレポートを見たい方はこちらのFSB(金融安定理事会)レポートをどうぞ。
第一のリスク基準では、主要仮想通貨の時価総額(規模と成長率)、価格、ボラティリティを考慮します。
ICO発行や、法定通貨からの資金流入・流出は、資産効果基準に含まれており、取引高や合併、既存金融市場からの関心なども的確に分析されます。
さらにFSBは、枠組みにおいて、「消費者、投資家保護、市場健全化、そして金融安定化に向け、存在し得るリスクを特定、または緩和させることを目的としている。」と述べています。
方針について記載があるのに留まっています。元々ビットコインの思想である管理者をもたない価値の保存は国とは正反対の有り方ですが、嬉しいことに国側も認める方向のようです。世界経済にまだ余裕があるので、器が広い対応をとってくれていますね。
私個人の意見ですけど具体的な案としては、マネーロンダリング対策、グローバルな仮想通貨の税徴収制度、ICOの制度作りとインサイダー取り締まりあたりが良い所でしょうか。AMAでもちょっと話題にあがりました。
また3月以降の仮想通貨の動きですが、私が注視しているのは
・取引所トークンブーム:乱立した取引所に対して規制や対応は。
・SECとCoinbase:このあたりの動向は気になるとこ
・ビットコインETFの上場の可能性:浮上しては消えていきます。
でしょうか。恥ずかしい話、状況の変化が速すぎて曖昧になっている部分も多いです。果たして今回のG20ではどんなルールが出来るのでしょうか?
仮想通貨の環境に良い影響あると願っています。