
皆さんはどの暗号資産に投資するか検討する時、どんな要素を考慮しますか?
暗号資産への投資では、基本的に初期参入者が有利になります。
しかしプロジェクトが解散したり、詐欺で逃げられたりと、相応のリスクが待ち受けており、暗号資産の世界ではそれらのリスクが非常に高いことが問題の一つとなっています。
そこで、検討材料の一つとしてプロジェクトメンバーの信頼性・技術力から銘柄を見てみてはいかがでしょうか。
今回は、Liskのサイドチェーンプロジェクト「Leasehold(LSH)」のプロジェクトメンバーのうち、技術力に関わってくる「開発者」についてご紹介します。
Jonathan Gros-Dubois(Jong)
・SocketCluster開発者(2013年9月– )
https://socketcluster.io/
・LiskHQ(2019年6月–10月)
P2P ライブラリと Lisk ブロックチェーンのネットワーク層を形成するネットワーク モジュールの開発チームのリーダーを務める。
・Leasehold(LSH) CTO(2020年3月–)
LiskサイドチェーンプロジェクトのLeasehold(LSH)のCTO(最高技術責任者)に就任し、プロジェクトの技術開発を引き受ける。
https://www.leasehold.io/
・Lisk DEX(LDEX)(2020年6月(LDEXリリース)–)
https://ldex.exchange/
※他詳細はLinkedInよりご覧ください。
Jong氏は、2020年に始動したLiskサイドチェーンプロジェクト「Leasehold」のCTO(最高技術責任者)として、LSHに大きく貢献している人物です。
過去にLiskHQでもリーダー職を務めるなど、その技術力は折り紙付きです。
2020年には、LDEXと呼ばれるLisk建てで取引可能なDEXをリリースしました。これはLiskウォレットをDEXと接続し、既存の取引所を一切介さず取引可能な画期的なシステムです。
Liskに対して「基軸通貨」という新しい役割を与えたことは、Liskエコシステムに対して多大なる貢献をした人物と言えましょう。
2021年5月には、LSHコミュニティにおいて、Liskのサイドチェーンを目指す「Capitalisk(CLSK)」の公開(秋ごろ?)を告知しました。CLSKは、LDEXへの接続を容易にする為の仕組みが備わっていて、LDEXをフル活用したプロジェクトの資本(Capital)調達の後押しの役割が期待されます。
また、Jong氏がどのようにしてプロジェクトに加わったのか本人に直接質問してみたところ、以下のことを話していただけました。
Reoさんとの出会いは、私がLiskを退社した後でした。
彼は私に連絡を取り、彼のLeaseholdのアイデアについて話してくれました。
実際、私はすでに同じような方法で、何らかの収入を利用してバイバック(市場からの買戻しの意)を行う暗号通貨を作ることを考えていました。
そして、不動産は理想的だと思いました。
私はCTOになれるならすぐに参加すると伝え、彼も同意してくれました。
彼は当時、初期のLiskのデリゲートであり、Eliteグループのメンバーだったので、このプロジェクトには可能性があると確信していました。
Jong氏自身もサイドチェーンプロジェクトに関連した開発を取り組むための取り組みを行っている中で、同じような考え方を持っていたReo氏と意気投合したことが分かりますね。
LSHやCLSKなど、新しいサイドチェーンプロジェクトが生まれてきていますが、名前だけを聞くと、その信頼性など不安になるかもしれません。
そんな時は、「どんな人が関わっているのか」という視点で見ることで、その信頼性を計る一つの目安になるかもしれません。