今日は、NPOの活動の日。
自分が高校生未満の子どもたちとこんなに時間を共にするなんて、
思ってもみなかった。
でも、
何歳でも、どんな立場でも、人に上も下もなくて、
人として何も変わらないんだということが腑に落ちて、
生きやすさすら感じる。
自分の中で、
子どもを子ども扱いしていた部分って絶対あったと思う。
それは、バカにするとかいうことではもちろん無いけれど、
何かしてあげなきゃいけないだとか、
なんとなく対大人のときと口調が変わったりだとか、
そういうところあったなと思う。
でも、違うなって思ったときに、
いっきに、どんな年齢の人でも、自分として居られるようになったと感じる。
今日は4歳の子とけっこう長く時間を共にしたけど、
出来ることは自分でするし、
出来ないことは助ける。
当たり前なんだけど、それで良くて、それが自然なんだなって思う。
“ままごと”みたいなことをしてるときも、
その目は真剣そのもので、もはやそこに、“遊び”と“学び”の境界線はない。
外界にあるものを見て、考えて感じて、
沢山吸収してる。
授業時間と休み時間を分けるから、
いつのまにか子どもたちの心の中にも、
“遊び”と“学び”の境界線が作られてしまう。
本当は、そんな境界線なんてないんだと思う。
それでいい。って思える子どもたちのリアルな現場が、
私にとって本当に心地よく、有難い。
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2019.7.12.
この頃から、
週に2回、小学生とめいっぱい遊んで、夕飯を食べる。
そんなNPOの活動に参加させていただいている。
高校生だろうと、小学生だろうと、
学びの本質は変わらない、
教育の本質は変わらない。
小学校から高校までの教員免許を取得した私は、
そう信じていたけれど、
シンプルに、その“実感”は無かった。
でも今、
ほとんどの時間を小学生と過ごす中で、
変わらない本質と、
世代の違う彼らへのアプローチの“違い”を実感している。
有難い。