計算が上手くなるコツは　ショートカットに非ず　

こちらで数学の解説載せています。

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　学生のときは数学、特に計算から逃れる術はありません。

分数の計算、因数分解と展開、加法定理など　公式を覚えるのが大変だったという方も多かったのではないでしょうか？　僕は3乗の展開が嫌いでした笑

　今回は計算の公式を覚えるときのコツを話してみようかなと思います。

　展開を例にしていきます。例えば(x＋2)の2乗の計算のとき、公式を使って１発で答えを出すように指示されますが(写真左)　(写真右)のような計算過程があるから結果的に真ん中の数を２倍にするんだ！　　と実感していないと公式は記憶に残りません。その場で覚えた気になっても数日経つと忘れてしまいます。計算の流れをすっ飛ばして公式だけを暗記させるのは効率が悪いかなあと思いますね。「ああ、こういう　いきさつでこの式が生まれたのね　ふむふむ」と理解しておくことが大切です。

　ここでもう１つ恐ろしいことがあります。それは　公式を覚えないと解けないと思い込むこと！　です。そのような錯覚に陥ってしまうと身動きがとれなくなる原因になってしまいます。これだけは知っておいてほしいのですが、式を１つ１つ丁寧にやっていけば公式が分からなくても解けます。

　公式を覚えて途中計算をショートカットできれば時間を短縮できますが、計算における中間地点があってゴールがあることを実感してほしいと思います。