< 要 旨 >
相場は35万円前後でダブルボトムを形成し、反発局面にある。目先的には”60万円台のレジスタンス”が上値のカベになるが、下値は46万台で底堅くなると予想される。向こう1カ月は46-60万円のレンジ推移となろうが、半年以上の中長期的スパンでは106万円台がターゲット。
ここでは以下の5つのテクニカル分析手法においてマトリクス投資法によるビットコイン相場予測を試みます。
① パターンフォーメーション
② 移動平均線
③ 一目均衡表
④ ボリンジャーバンド
⑤ RSI
① パターンフォーメーション
352,967円と348,364円を底とするダブルボトムを示現し急反発なっている。一方で昨年2月から11月までの9カ月間維持されていた”60万円台のサポート”が今回はレジスタンスとして機能したため595,142円でいったん上値を押さえられている。反落があるとすればネックラインの46万円前後となろう。
② 移動平均線
ゴールデンクロスを示現したままの状態であるため、買いシグナルが続いている。
ただし、21日移動平均線との乖離率が20%を越えているため、いったん下押し調整となりやすい。
③ 一目均衡表
相場の方向性を示す基準線が2月以降大勢において上向きであるため、上昇志向が強い。下押しがあったとしても40万円台の”雲”ではサポートされよう。
④ ボリンジャーバンド
バンド幅が拡大傾向を示しておりさらなる上値余地がある。Upperバンドが下向きとなるまで、強気姿勢継続。
⑤ RSI
93.4で極端な買われすぎ水準。相場が過熱しているため、いったん下押し調整の可能性が高い。
【 まとめ 】