【航海釣り日記】福島沖の「ザブトン」

こんにちはpockyです。

 

ここ数ヶ月間は北海道から東北にかけての太平洋沿岸を航海しておりました。

 

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気温も少しずつ上がってきて、デッキ上の海風も心地よい今日この頃です。

 

 

さて、そんな航海中の楽しみといえば漂泊中の釣りです。

今回は”ザブトン級”、いわゆる巨大ヒラメが狙えると噂の福島沖で釣りをできるチャンスがありました。

 

ポイントは沿岸から5マイル沖合、水深40m前後の砂地。比較的なだらかな海底の中に漁礁が点在します。

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魚探の反応も凄いことになってます。笑

これは期待大。

 

航海当直の仕事を終え、夕間詰の時間を狙って仕掛けを準備。

今回の仕掛けは生き餌を使った泳がせ仕掛けです。

 

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餌は船に集まるイワシをあらかじめサビキで釣っておきます。

 

穏やかな海況の中、日も沈みかけてコンディションは上々です。

デッキに出ると同じ乗組員の先客が数名。既にソイやメバル、ヒラメが上がっていました。

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期待と焦りに煽られながらもデッキ上での釣り支度を終え、スタンバイ完了。

 

餌のイワシをなるべく弱らせないよう、慎重に針をかけて投入します。

風も潮もさほど強くないため、40号のオモリでも十分に海底を取ることができます。

 

海底から1mほどオモリを浮かせてそのまま待機、と思ったのも束の間。

 

竿先が沈み、「グググッ」と大きなアタリ。そのままドラグを引いて海底に走ります。

 

まさかの一投目、それも着底からわずか数十秒の出来事でした。

 

ドラグを締めて一度大きく合わせを入れ、針掛かりを確認。

 

根に潜られないよう竿を立ててテンションをかけ、タイミングを見てリールを少しずつ巻き込みます。

 

途中まで上げてくるとのっぺりとした重みで走ることもなくなりました。

「もしやこれはエイなのか」と嫌な予感に駆られながらも一気に引き寄せます。

 

すると海面に見せた姿はエイではなく、ヒラメのフォルムそのもの。しかもかなりいいサイズです。

良い意味で予感は裏切られました。

思わずガッツポーズをしたくなりますが油断大敵、ここからが大勝負です。

 

近くにいた乗組員はすでにタモを用意してくれています。

テンションを緩めないよう舷側に寄せ、そのまま頭を浮かせるように竿を立てます。

そこに乗組員がすかさずタモを入れ、一気に尻尾からすくい上げます。

 

網口ギリギリのサイズでしたが、見事一発キャッチ!

タモを取り込み、無事上げ切ることができました。

 

綺麗にタモを入れてくれた乗組員には頭が上がりません。

嬉しさと安堵に胸を撫で下ろしながらも、気になるサイズを計測。

 

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全長はなんと「84.5cm」。

厚みもかなりあり、まさに座布団のようです。

 

大きいヒラメは"ザブトン"と呼ばれますが、後々調べたらザブトンと呼ばれるサイズに明確な定義はないそうです。

 

結局この日はこの一投のみで釣りを終えましたが、その後他の乗組員も同サイズのヒラメを何枚か上げていました。

 

やはりこの海域は巨大ヒラメの絶好のポイントのようです。

 

福島原発が近くにあるため、「放射線の影響で巨大化したんじゃないか」と言う説もありますが、強ち否定はできないかも・・・?

 

しかし、同乗していた調査員に聞いたところ、食べても問題ないとのことで、夕食に乗組員皆で美味しく頂きました。笑

 

釣ってよし!食べてよし!のヒラメには大満足です。

仕事以上に達成感を得た航海中の一コマでした。

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2020/07/22 45.71 ALIS 10.67 ALIS
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