いつのまにか意識が別の場所に行ってしまってぼーっと物思いにふけることがある。それはなんだか非日常的で顔も表情もぼやっとして緊張感のカケラもない。
でも、頭の中は自分でも把握出来ないほどに急速に回転している。
つまり、ぼーっとしているのは急速回転する思考に自らが追いつけていないのだ。
いろいろな思考や言葉が頭の中を駆け巡る。もう、自分でもひとつひとつの言葉がなんなのか認識出来ないほどに。
でもそれが心地よいのだ。
ぐるぐる。ぐるぐる。
未来への思考や過去の振り返り。それはどちらとも言えず、その時の自分の精神状態によるのだろう。
今と過去を比較して今の方が幸せだと思えるならば、こんなに幸せな事はない。
現在から見れば過去だったその時の今の選択の連続の成果が現在なのだから、今が幸せだと言うことは過去が正しかったということだろう。
例え、過去が辛く苦いものでその当時、その瞬間はドン底で……最悪で……ここが人生の最底辺だとしか思えなかったとしてもそれを乗り越え、それを経て今が幸せと思えるなら万々歳だ。もっと言うならそのドン底があったからこそ今が幸せと言えるのかもしれない。
そのドン底無かったら、その幸せには行き着いていないかもしれないのだ。
必要悪
なのかもしれない。
少し表現が違う気もするが言いたいことはそんな感じのニュアンスなのです。
良薬口に苦し
なのかもしれない。
こうかもしれない、ああかもしれない。
そんな事をぐるぐる思考を巡らせることが実は心地よかったりする。
という頭に流れてくる妄想をだらだらと書きなぐったものでした。
それではまた。