本記事ではTomoIssuerを使ってTomoChain上でTRC21トークンを発行する方法を解説していきます!
Tomo Issuerは、
「ユーザーフレンドリーなインターフェース」
「プログラミングスキル不要」
「柔軟なトークンカスタマイズ性」
の3つを特徴とするトークン発行プロダクトです。
誰でも簡単に数ステップでTomoChain上でTRC21トークンを発行することができます。
TRC21トークンとは、TomoChainの「TomoZ」プロトコルを搭載したトークン規格です。
TomoZを利用すると、TRC21トークン(例えば「TEST」トークン)の送受信をする際に、TomoChainメインネットのネイティブコインである「TOMO」ではなく、送受信したいTRC21トークン(TESTトークン)により取引手数料を支払うことができるようになります。
イーサリアムのERC20トークンを送金しようとしたときに「ガス代のETHがない!送金できない!」となったことはありませんか?
TomoZを使えばそんな問題が起きることがなくなります。
以下では、TomoIssuerを使ってTRC21トークンを発行する方法を解説していきます。
*注意事項*
TomoIssuerは現在テストネットでしか動作しません。そのため、TomoIssuerを利用する場合には必ずネットワークをテストネットに切り替え、またTOMOコインを使用しないでください。
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TomoIssuerのウェブサイトにアクセスし、「Issue New Token」を選択し、利用したいウォレットをアンロックします。
*注意事項*
・TomoIssuerによりトークンを発行するには、発行手数料としてのTOMOをウォレットにデポジットしておく必要があります(必要な手数料額は現在のバージョンでは固定されておらず、正確な手数料額はメインネットリリース時に公表される予定です)。
・テストネット版では、ウォレットにテストネット版の TOMOをデポジットしておく必要でがあります。テストネット版のTOMOは、こちらから入手できます。
次は、トークン発行ダッシュボードでトークンの各種パラメーターを設定します。
上記画像の上から順に
・トークン名(イーサリアムでいえば「Ethereum」)
・トークンの通貨単位(symbol イーサリアムでいう「ETH」、文字数制限なし)
・トークンの総供給数(Total Supply)
・トークンの最小単位(decimals 例えば「4」を選択した場合、0.00001が最小単位になる)
を入力します。
入力が完了したら「Save & Review」をクリックしてください。
次の画面では、ステップ②で入力したトークンに関する情報に誤りがないかどうか確認してください。
誤りがないことが確認できたら「Issue Token」をクリックしてください。
* スマートコントラクトの開発・デプロイに関する知識・経験がある場合には、TRC21規格のリファレンスを参照して下記画像の画面上でトークンコントラクトをカスタマイズできます。
ステップ③を経てトークンの発行が完了すると上記画像のような画面が表示されるので、「View detail」をクリックしてください。ホルダーの数や総供給数といったトークンの基本情報の管理画面が表示されます。
次は、TomoZプロトコルにより取引手数料の設定です。
上記画像右上の「Apply to pay fee by token」をクリックしてください。
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上記画像のように、TomoZの利用にあたっての各種注意事項が表示されるので、注意深く読んだ上で問題がなければ「I understand」をクリックし、次の画面に進んでください。
↓
次に、取引手数料に支払われるTOMOをデポジットします。
デポジットの最低額は10TOMOです。
デポジット額を入力したら、「Submit」をクリックしてください。
*TomoZでは、トークンによる取引手数料の支払いが行われるため、トークンの送信者はTOMOを支払う必要はありません。その代わりにトークン発行者があらかじめTOMOをデポジットしておき、そこからトランザクションを処理するマスターノードに取引手数料のTOMOが支払われます。
*トークン発行者がTOMOをデポジットしなければならないとすると、トークン発行にはかなりの金銭的負担を伴うのでは?という疑問があるかもしれません。しかしTomoChainの取引手数料はゼロに近いので、わずか1TOMOをデポジットするだけでも何千ものトランザクションを処理できます。そのため、トークン発行に大きな負担がかかることにはなりません。
↓
最後に、取引手数料として支払われるトークンの額を設定します。
トークンの額を入力したら、「Update」をクリックしてください。
これでTomoIssuerによるTRC21トークンの発行が完了しました。
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①取引手数料のためにデポジットしたTOMOが不足した場合の対応
トークン管理ダッシュボード画面右側の「TRC-21 fee fund」の「Deposit more」から、取引手数料のためのTOMOをデポジットし、補充することができます。
②トークン発行者ではなく、トークン保有者による取引手数料のTOMOのデポジット
TomoZプロトコルでは、トークン発行者が取引手数料のためのTOMOをデポジットするのが原則ですが、トークン所有者がTOMOをデポジットすることもできます。
これにより、万が一デポジットされたTOMOが不足しトークンを転送できなくなった場合でも、トークン所有者がTOMOをデポジットすればトークンを転送することができます。
まず、こちらのページに飛び、「Donate TRC-21 fee」をクリックしてください。
すると下記画像のようなページが表示されるため、上から順に
・取引手数料としてのTOMOをデポジットしたいトークン名
・デポジットするTOMOの数量
を入力してください。
その後、「Save & Review」をクリックして完了です。
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