でも僕は・・
この平和な国で毎日、毎日、戦場へと向かう・・
それも、最前線へ・・
激戦区だ。
今の僕の武器は、豆鉄砲と小型時限爆弾。
過去には、戦車に乗っていた事もある。
そんな僕に、敵は、平気で戦略兵器を使ってくる。
ひとたび、戦略的な兵器が使われると、多くの仲間が一瞬にして消え去る。
僕も、直撃して幾度となく死にかけた。
いや、
死んだか。
戦場での仲間たちは、みんなバラバラだ。
敵の巧妙な、陽動作戦により、仲間意識は、かなり前に分断された。
敵味方識別装置も、既に、向こう側の手に落ちている。
多くの者が、得体の知れない恐怖に呑まれ、敵味方関係なく攻撃する。
識別不能
本当は心で繋がっているはずの仲間を見つける事が難しい。
悲しいかな、我が軍は、もはや・・
上層部も、完膚なきまでに侵略されている。
そんな戦場が、この日本にもある。
PUPG?
荒野行動?
もしかしてプロスポーツ選手?
ちがう、ちがう。
この世界の見えない仲間たちへ・・
騙されるな!
惑わされるな!!
・・・・・・・
電車を止めるな!!!
嘘が本当で、ほんとうが嘘のこの世界で・・
真実が何なのかも分からずに叫ぶ。
くだらない心の叫びを最後までお読みいただき有り難うございました。
創作 ULIBUDDHA