『カモメのジョナサン』と『Catch me if you can』(少女時代)のテーマは同じ

次のはジョナサンの師、チャンの言葉。

僕が思うに、チャンは(名前から類推するに)中国の僧としてのカモメだ。

東洋から仏教の教えをカリフォルニアに運んだのだ。

『かもめのジョナサン』の前半は、ジョナサンがチャンに学んでいくプロセス。

後半はジョナサンがアメリカの弟子たちにそれを伝授するプロセスだ。

しかし、この超ベストセラーの真意を、訳者の五木寛之は殆ど理解していないのは、あとがきでわかる。

レイブラッドベリの適切なレビューを、極めて一般的な視野から否定してしまっている。

あとから親鸞について書くことになる作家が迂闊なことであることよ。


「よいか、ジョナサン。
おまえが真に完全なるスピードに達し得たときには、おまえはまさに天国に届こうとしておるのだ。
そして完全なるスピードというものは、時速数千キロで飛ぶことでも、百万キロで飛ぶことでも、また光の速さで飛ぶことでもない。
なぜかといえばどんなに数字が大きくなってもそこには限りがあるからだ。
だが、完全なるものは限界をもたぬ。
完全なるスピードとは、よいか、それはすなわち、即そこにあるということなのだ」              チャン『カモメのジョナサン』より


「ここから西へ彼方の彼方、
遙かなる今ここに、
完全に解放された世界がある。
『安らぎの極まるところ』と名づけられている。
その遙かなる場所に覚醒した存在がおられる。
名前を『限りなきもの(アミダ)』という。
『限りなきもの』は永遠なる今ここに活きてあり、
真理を(言葉を超えて)説いてやまない」(釈迦)
         拙著『浄土真宗の法事が十倍楽しくなる本』阿弥陀経訳より

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2019/06/09 12.71 ALIS 0.00 ALIS
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  • あび(abhisheka)
  • @abhisheka
10代より世界放浪。様々なグルと瞑想体験を重ねる。53歳で臨死体験。31年の教員生活を経て現在は専業作家。https://note.mu/abhisheka
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