前に近所の地域猫をつかまえて不妊手術をする話の続きがfacebookから出てきたらアップすると言った。昨日、今日、出てきたのでアップします。
2016年1月24日
猫の件で援助してくれていた人から連絡があり、無料の不妊手術の券がゲットできたので、今日、捕獲器を仕掛けに来てくれる。自分はぜんぜん関係ないのに、猫愛好家と僕の間に立ってくれている知り合いが捕獲器をもって仕掛けにきてくれるそうだ。僕は夕方用事があったんだけど、急遽変更。捕獲器をどこに置くかなど見届けてから出発する。
心配は今日、この冬一番の寒波という点だ。猫はほっておけば、自分が知っている一番暖かい場所で寒波をしのぐだろうが、捕獲器につかまったら、たとえ大雪が降っても、いやでもそこで過ごすしかない。だから捕獲器は暖かくなければいけない。下に段ボールを敷く。周囲を布で囲むなど、知り合いと相談している。
僕は今夜帰らない予定をしていたのだが、急遽帰ることに変更。猫がつかまって、ぎゃあぎゃあ言っているのに気づいたらせめて洗濯室に入れてあげたいと思うが、捕獲器の大きさや形状も今は知らないし、猫はもがいて攻撃してくるだろうし、自分が転倒するかもしれない。
あまり良いこともしていないので、そろそろ地獄の閻魔帳がマイナス100ぐらいになっていると思うので、猫のためにがんばるしかnightな夜である。
2016年1月25日
猫ニュース 急展開!!
さっき、猫つかまった! ぎゃあぎゃあ言ってる。
そう思って、障子を開けて声のする罠のあるガレージを見ると・・・。人物がふたり。高齢の女性と、若い男性。
まず、今つかまった猫は、その近所の高齢の女性が(自費で)不妊手術をした猫なので、今、逃がしたという説明。
そして・・・僕がつかまえようとしている三匹の子猫のための罠はすでに、近所の若い男性Kさんが自宅庭にしかけているという話。
Kさんはその3匹の子猫に餌をあげている人だった。
セオリーに乗っ取り、餌をあげて信頼させてから、ちょうど子猫たちの不妊手術の時期になったら、捕獲器でつかまえて不妊手術する予定であった。
ちょうどその時期がきたので、今捕獲器を仕掛けているところということだった。そして不妊手術を自費でしてから3匹ともKさんがなんと「飼ってくれる!」つもりだったとのことである。
つまり、結論からいうと、僕は何もしなくても大丈夫だったのだ。
ただ、Kさんは捕獲器がふたつしかないということだったので、猫は三匹だからひとつ今晩用に借りて帰った。うちに仕掛けた三つのうち、ほかのふたつは今、閉めた。(開けておいてつかまったら、すぐにつぎの処置をしないと、ほっておくと、暴れて猫が血だらけになってかわいそうなことになるので、僕には身体障碍があるので、Kさんちで全匹つかまえるという話でまとまった。)
そして、Kさんの予定では自費で不妊手術ということだったので、「福川さんという方が動いてくださって、明日ならば無料不妊手術券があるし、医者に予約もとってある。もし今晩つかまれば、連絡してくれればその券でその予約している医者で手術できる」と説明。互いの電話番号を交換した。
この件は、結局、僕が何ひとつ成功しなくても、Kさんにまかせておけば、大丈夫である。すでに解決済と同じだ。
「素人が手を出して、かえってややこしくなってすみません」というと「いえいえ。お体たいへんなのに、猫のために、ありがとうございました」と言って、捕獲器ひとつ借りて帰っていった。
世の中は捨てたものじゃない。近所だけでこんなに多くの人が猫のために動いていたとは。ちょっと感動的である。