インターネットとウェブの『違い』説明できますか?*


ウェブってなんだかよくわからないですよね。

みなさんは、HTTPって聞いたことありますか??実はHTTPを理解すると、ウェブのことがとてもよくわかるようになります。この記事は、WEBの理解を深めたい人のために情報技術の基本知識としてHTTPを知ることを通してインターネットとウェブの違いを解説しています!




HTTPを聞いたことがない!という人も、『http』という表記は見たことあるんじゃないでしょうか。


そう、ここです。

普段見るURLの先頭にしっかり付いていますね。WEBページを見る時に絶対見かける4文字です。


WEBのバージョン1とか2とか3とかいろいろ言われていますが、実はHTTP通信こそが、WEBを支えるもっとも基盤的な技術と言えます。今あなたがアリス記事を見れるのも、HTTPのおかげです!笑




HTTPは

はいぱー・てきすと・とらんすふぁー・ぷろとこる

という英語の省略表現で、

すごい・文章・送信・ルール

という意味です。

Hyper Text Transfer Protocol

かっこいいですね。


ちなみに、ハイパーテキストってなあに??という人はこちらの記事を読むとどんなものかわかると思います!*

HTMLを知っている人からするとおなじみの『タグ』ではさまれた文章のことを『ハイパーテキスト』と呼ぶのでした。


このハイパーテキスト送信ルールに基づいた通信(HTTP通信)は、『サーバー・クライアント方式の通信』と表現されたりもします。




サーバー・クライアント方式の通信を完璧に理解しよう

大前提として、サーバーもクライアントも両方ともコンピュータです。


そしてコンピュータ同士はネットワーク技術によるネット通信でつなぐことができます。つまり、コンピュータが2台あれば、一方から他方へたとえば『12345』という数字のデータをネット通信で送ることができます。


このとき複数のコンピュータが繋がった状態を人は『インターネット』と呼びます。



では、なぜコンピュータとだけ呼ばずに、サーバーとかクライアントとか呼んでいるのかを考えてみましょう。


たとえば、コンビニの店員もコンビニの利用者も、両方とも人間です。でも役割が違います。


コンビニで人を呼ぶときに、

お〜い!ちょっと〜!そこの人〜

なんて言うよりも、店員さん!とかお客さん!と呼んだ方が、便利なことが多いですよね。同じ人間でも、役割が違っているので。それと似たような感じでIT分野においてもコンピュータを呼び分けています。


同じコンピュータでも、『サーバー』と『クライアント』などと呼んだほうがわかりやすいことも多いんですね。


ちょっとむずかしい言葉なので、英語を知らない人からすると最初は困った話です。英語ネイティブの人は初めからウェイトレスさんや喫茶店利用者のようなイメージを持ってサーバーとクライアントを理解できるはずなのでちょっとした学習のしやすさ格差ですね。



サーバーは主に『データを送信』するコンピュータのこと(『Hみたいな絵』)です。レジ打ちをして商品を提供してくれる定員さんみたいですね。


クライアントは主に『データを受信』するコンピュータのこと(『PCの絵』)です。この商品ください!というお客さんみたいですね。

ちなみに、お手元のノートパソコンやスマートフォンもコンピュータの一種です*


そしてサーバーとクライアントはコンピュータなので、インターネットでつながることができます。つながった上で、欲しいと言われたらいつもサーバーはクライアントにデータを渡してくれているのです。


欲しいデータが届くまでに、複数のサーバーがバケツリレーをすることもあります!




上のサーバー・クライアントの通信のように、『ちゃんとルールを決めたら、世界中の誰もが同じ情報を見ることができる仕組みをつくれるんじゃないかな?』と考えた人がいます。


いつの世にもすごい人がいるものですね。ブロックチェーンを作った人とか。


私たちは幸いにも、今は『困ってない素晴らしい仕組み』しか知らないので想像するのがむずかしいですが、HTML以外にもいろんな形のデータを送れるようにしてしまうと、世界中の誰もがどのパソコンのどのブラウザでも同じ情報を見れるようにならないので、不便です。

実は、アメリカのインターネット経由で届くデータは日本のコンピュータでは表示できない!とかなっちゃってた可能性もあったわけです。日本語と英語が異なるように。


現実世界では日本語英語スペイン語フランス語ドイツ語と多様なコミュニケーション言語(人と人の間の通信言語)にあふれていますが、情報技術の世界では、パソコンとパソコンの間の通信に乗って運ばれるWEBデータの記述言語はたったひとつ。『HTML』だけなのです。


統一言語があるって、ほんとに『ハイパー(超すごい)』です。


あらてめてHTMLのすごさを見ておきましょう。


なお、こちらの記事シリーズで、よく使うHTMLのタグの説明をまとめているので、基本をマスターしたい方はどうぞ!


どうでしょうか??

実は、このサーバー・クライアント方式の通信でHTMLを送る通信ルールを作った人が、ティム・バーナーズ=リーで、そのルールの名前が、今回冒頭で登場した言葉『HTTP』なんです。


HTTPの『HT』はHTMLの『HT』で、両方ともハイパーテキストです!


最初にルール(規格)を決めてしまえば、あとで困らない!ということでHTTPという『通信規格』や、上で図説したような様々なタグを備えたHTMLの『書き方』が定義されて世界全体で統一することになったのが、今から30年前のことです(私生まれてないです笑)。


だからこそ今、HTMLの中にはいろんなメディアの情報が載せられるし、だからこそ今、世界中で使われているとも言えます。


30年前にはじめてこれを考えて形にしたのは、あらためて本当にすごいです*


HTTPとはつまり、

データはすべてハイパーテキストと呼べる形の情報にしてやりとりしよう!

という大原則を持ったルールの体系です。さらに、

ハイパーテキストを作る方法は、HTMLとしてまとめたよ!

ということで、これでみんなハイパーテキストを作れるというわけですね*


この世界では、インターネットでつながったコンピュータが、サーバー(データ送信側)とクライアント(データ受信側)に別れ、HTTPというルールを守りながら『ハイパーテキスト』というデータを相互に通信しています。


なのでHTTP通信はサーバー・クライアント方式の通信とも言われます。



さて、今日の本題です*

HTTPという通信ルールのもとで、サーバーとクライアントに別れてテキストデータをやりとりしていることはわかりました。


サーバーというデータを管理する役割のコンピュータを設置して、そのコンピュータからクライアントが見たいデータ(HTML)をもらう方式で構築される情報と情報のつながりの全体をワールド・ワイド・ウェブ(WWW、単にWEB)と呼びます


World Wide Web


日本語にすると、

世界中に・広がる・蜘蛛の巣

ということで、ワールドワイドウェブの開発者がHTML文書の集まりやネット上を流れる様をそんな風にイメージしたんだな〜と想像できますね。


WEBとは、ハイパーテキストの集合体です。
そして、ハイパーテキストの中に文字情報や画像、音声、動画などが埋め込まれています。

そのWEBが、インターネットにのってHTTPというルールを守りながら、World Wideに提供されています。


ちなみに、リンクでつながっていない点のファイルもブラウザで見れる以上は一応WEBに含めます。ダークウェブとかニュース記事に載っていた時期もありましたね。


ここまで理解できた人は、インターネットとWEBは似たような言葉でややこしいですが、実はぜんぜん違っていることがイメージできるのではないでしょうか*




あんまり綺麗に書けなかったのでいつか書き直したいのですが、一応参考図を載せておきます!


以下、『書類の絵』はサーバーに保管されているHTML文書です。

『黒線』がハイパーテキストのハイパーリンクで、その集合が『WEB』です!

『白線』で接続された状態にあるコンピュータの集まりが『インターネット』です!

『Hマーク』のサーバーには『書類の絵』が保管されていて、そのひとつひとつに『URL』が割り振られています。


このURLのHTMLください!とクライアントに頼まれたサーバーが、対応するひとつの『ハイパーテキスト(書類の絵)』を送ってくれます。


その返却されたひとつのハイパーテキスト(HTML文書)は、ハイパーリンクでつながったWEBになっているので、HTMLからHTMLへとHTTP通信を利用して簡単に移動することができます。


この黒線のつながり(ウェブ)は、白線のおかげで世界中(ワールドワイド)に提供できる情報の集まりになっているということです。図中のパソコンは基本的にリンクさえ繋がっていればどのHTML文書にもアクセスできます!


この白と黒の共創こそが『 World Wide Web 』です!


ハイパーテキストシステムとも言われるWWWがこの世界に誕生した瞬間が、おそらくWEB1.0の始まりです。1989年のことでした。ちなみにインターネットは1969年から存在しています。


ウェブとインターネットが違うことだけなら歴史からもわかりますね*


ウェブについては、以下のハイパーリンクを作るHTMLタグを説明している記事でも少し触れている内容なので、理解を深めたい方はご参考になさってください。




はじめに考えていたよりずいぶん長くなってしまいましたがインターネット(白線)とウェブ(黒線)の違いは理解できたでしょうか??


ちなみにの仕事(フロントエンドエンジニア)はサーバーに置くテキストをつくるという内容です!

普段はユーザーの皆様の目に触れる部分の制作・開発作業をしています!


今日は以上です!


おつかれさまでした*

公開日:2019/01/10
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家にいる時間が好きです。デザイン系の制作会社でフロントエンドエンジニアをしています。
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