こんにちは、積分定数です。今日は最近少しずつ認知度が広まっているVALUについて書いていきます。
株式会社のように、自分自身の価値を仮想株式として発行、ビットコインを用いて取引できるという仕組みです。初期設定では、Facebookでの友達の数と比例して自身の時価総額が決定されます。私も先ほどVALUに登録したところ、時価総額が0.271BTC(約21万円)と表示されていました。Facebookの友達の数がちょうど271人だったので、友達一人当たり0.001BTCが反映されるということですね。また、発行枚数を自分で設定することができ、少ない人は100VA、多い人は100,000VAまで発行できるようです。発行者は1VAから売りに出すことができ、小数点で購入することはできません。1VAの価格は発行者が決めることができ、購入者が多くなれば単価を上げることも可能です。いろんな人から購入してもらうには単価が安い方がいいので、発行枚数は多めに設定することをお勧めします。
しかし、今のVALUにおいて時価総額はあまり意味を持ちません。なぜかというと、100,000VAを発行したとしても、現在の市場規模ではせいぜい1000VA程しか売れないからです。ここで重要な指標になるのが"流通時価総額"です。(1VAあたりの価格)×(流通VA数)によって流通時価総額は求められます。この指標により、実際にその人が持っている価値や影響力を知ることができます。ちなみに時価総額上位には、堀江貴文さんやイケダハヤトさんがいます。
これは創業者の小川晃平さんが、自身の事業拡大を資金不足により断念したというところから始まります。そんなとき、ビットコインの存在を知り、堀江貴文さんと出会い、VALUの構想を練っていったそうです。小川さんは、資金不足によって夢を諦めざるを得ない人々を救うためにVALUを立ち上げました。企業ではなく、個人の資金調達のための仕組みというのが斬新でとても面白いですね。
個人的には、メルカリやALISとともに日本を代表する企業に成長してくれるのではないかと思っています。これからのVALUの動向に注目ですね。