昨日はすいません。バイト始まったから記事が途中なままで出してしまいました。(シンプルに記事長くなりすぎるのもあれだし、何回かに分けた方が注目していただけるのではという思惑もありますが... ! )
前回の記事はこちらです。
簡単にまとめると、食料廃棄問題や若者のリーダーシップに関する「価値のある活動」をしてるけど、その価値はお金にならないから、お金に困った。食べれない日もあったり、先の見えない不安や孤独感がとてもつらかった。そんなしんどい社会じゃなくて、社会的価値もお金になるやさしい社会をつくりたいと考えて、NPOの活動の価値をお金に変えるトークンエコノミーを作りたいと考えた。という話でした。
前回の記事の最後に書いたんですけど、ぼくたちが解決する問題は「寄付が集まりにくくNPOがお金で困る問題」です。(NPOというのは広義のNPO)
社会的価値がお金になりにくい理由は、受益者が対価を十分に支払えなかったり、受益者が不明確なことが多いからです。
例えば、家庭が経済的にうまくいっておらず、塾に通えない人がいたとします。その人は塾に通えないけど、経済格差から教育格差がうまれるのを変えたいというNPOが、その人に勉強を教えたとします。この活動は社会的価値があります。しかし、この人は塾にお金を払うだけの余裕はありません。
他には海が汚い時に、あるNPOがめっちゃ綺麗にしたとします。とてもお金はかかったのですが、じゃあ誰が負担するのか。海を汚した企業かもしれないし、価値の受益者は未来の人かもしれない。不明確。150円のパンの受益者はパンを食べた人で明確だけど、NPOの活動の受益者は不明確なことが多い。
そんな風にNPOは資金をどう集めるかが重要になります。
・会費
・寄附金
・本来事業収入
・非本来事業収入
・助成金
・補助金
・借入金
・金利等
NPOの資金の種類はこんな感じです。しかし、これら全て本来NPOがミッションを果たすためにやりたい活動以外の時間と人を使って、資金調達しなければなりません。
ここがぼくの感じる違和感です。
活動に価値はあるんです。なのに、他の時間を使ってお金を集めないといけない。助成金の書類や審査にどれだけ時間がかかり、面倒な事務作業がうまれているか。NPOの方々はみなさん口を揃えてそう言っていました。
現状の手段の中で、活動の価値に対して協力を集める寄付金という手段は効果的です。(本来事業収入で回っているNPOは問題ないので今回は省きます)
助成金は行政とのやりとりが必要で、時間もとれば、行政のやってほしい事業とNPOのやりたい事業のずれから、問題が生じたりもするそうです。
寄付は毎月サポートをしてくれる人がいたら、また事業を始める最初に予算分を集められたら安定するし、ぼくは寄付という手段に今のところ可能性を感じています。
また、寄付というのは「活動の価値」に対して共感して、お金で活動に協力をするという行動です。「活動の価値」は評価されているのです。←ここ重要
社会的価値がお金になるトークンエコノミーをつくるには、価値を評価してもらえないといけません。
では、そのトークンエコノミーは、活動に社会的価値があれば実現するか?
答えは否です。
「活動の価値」がいくらあっても、その価値を相手に伝わるように表現できなければ、相手にしっかり届けなければ、「活動の価値はない」のと同じになってしまいます。
だから、トークンエコノミーだけでなく、寄付においても
・活動の価値を表現すること
・活動の価値を伝えること
この2つが重要になります。
では、
・活動の価値を表現すること
・活動の価値を伝えること
のためには、いろんな課題があります。それが上の図です。
ちょっと言葉足らずな部分がありますが、要するに活動の価値を表現するために、活動の価値を伝えるために、必要なことがたくさんあります。
これらの課題をひたすら潰さなければなりません。
そのためにはたくさん事業が必要です。
ステップがたくさん必要です。
はい、
ちょっと感じている方もいますが、
今日もここまでです... ! (笑)
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次回はこれら課題を潰していくために、どのような事業をしていくのか、そしてどのようにトークンエコノミーを作っていくのかを書いていきます !
お楽しみに ! ! 🙇♂️