本日時点での仮想通貨全体の時価総額は約47兆円となっており、ビットコインの時価総額は、約17兆円になります。ビットコインだけで、全体の約36%を占めています。
それで、ALISとはというと時価総額約10億円となっており、時価総額に占める割合は、なんと全体の約0.00002%程度しかありません。
ランキングも500位以下で、はっきり言ってランキング圏外です。
その理由の一つに、ICOでの資金調達額が挙げられます。ALISは比較的低い資金調達額で済ませています。
ALISは4億円の資金調達をしたのですが、理念として、必要以上に資金を集める必要があるのか?という問いがあったようです。
ICOブームに乗り、事業規模と関係なく、かき集めるように資金調達をしてしまうプロジェクトが多い中、ALISの対応は誠実だったと思います。
もちろん、集める時に集めておくという事業戦略は、長期的に資金が必要なプロジェクトが存続して行くための生命線となりますので、間違った方法ではありません。
ですが、投資家の目線で言えば、大量の資金調達は1トークン当たりの価値の希薄化になります。
トークンの供給を絞ることで、将来的に、需要が増してきた時に、トークン自体の価値が上がりやすい設定になっています。
先ほど、説明したように、ALISトークンは、マーケットシェアが低いことが、値上がりへのポテンシャルとなります。
ビットコインを初めとするランキング上位の仮想通貨は、既に一定のシェアを持っていることから、値上がりしたとしても、大きく値上がりするポテンシャルは低いと考えられます。
ランキング上位の仮想通貨でほとんどのマーケットシェアを取っている歪なランキングにこそ、低位銘柄にチャンスがあるのです。
現在のALISの時価総額が、10億円程度なのに対して、ビットコインでは、17兆円という大きな開きがあります。
その差は、10000倍以上。
もちろん、ALISがビットコインを超えるという所までは、行かないと思います。
ですが、今のビットコインは評価され過ぎている可能性すらあります。
反対に、定位銘柄は、本来の評価より低く見積もられている可能性があります。
この差こそが、将来的なALISの伸び代になります。
このまま今の偏ったランキングがずっと続くことはないと思います。
ひょっとしたら、ビットコイン、イーサリアムは大きく順位を落とすことも今後十分あり得ます。
これからは、通貨だけでなく、ゲームやブログサービス、DEX、エンタープライズ向けアプリケーションなど、実際に使われるものから、シェアをあげて行くのではないかと思っています。
そして、数パーセントの時価総額の通貨ほど、そのシェアを奪って行くポテンシャルは高いです。
そこで、今後、大きく実需を伸ばしそうな銘柄に目をつけ、お買い得な価格で流通している仮想通貨を買い集めて行くことが、将来の大きな含み益に繋がって行くのではないかと思っています。逆に言えば、まだ正しく評価されていない銘柄は埋れていて、それを探し当てる楽しさがあると言えます。
安く買って、高く売るという投資冥利に尽きるバリュー投資の難易度は高いと言えます。
まだまだ成長段階の仮想通貨市場では、歪な状態が度々起こり、お買い得と思える銘柄が買える事があります。
そして、一気に何十倍以上の利益を出すチャンスがある市場です。
もちろん、価格のボラリティリティが高いので、値上がりもあれば、値下がりもあり、リスクも高いことは承知の上です。
しかし、その分大きなチャンスを持つ夢のある銘柄だと思います。
少額で大きなリターンを狙えるバリュー投資で、割安な銘柄を見つけ、一気に資産倍増計画を立てて見るのも面白いのではないかと思います。
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