おはようございます。ぶろっくまです。
仮想通貨市場が暴落している中、一際目を引く上げをしているAugur。
今回の上げの要因は、バイナンスに上場したという事ですが、それ以外にも、プロジェクトリリースが近日間近という重要な節目を迎えたことによる期待が大きいのではないでしょうか?
最近では、ICOから上場までを数日の内に実施してしまいますが、プロダクトがリリースされるということは、なかなかありません。(ALIS,Steemとかは稀なケースです)
Augurも製品リリースまで、すでに3年以上かかっています。それほどまでに、開発は厳しく大変なもので、特にdApps開発となると、人材不足、リソース不足、法規制のハードルを乗り越えなければならないからです。
Augurは、開発が止まっていると噂されていましたが、実際には、公式ブログや、Githubをマメに更新してきた数少ないプロジェクトの一つです。
ホワイトペーパーでの机上空論で終わって、プロジェクト自体が絵空事になることもあるブロックチェーンプロジェクトの中で、コツコツと長年積み重ねてきた努力が、まさに今、プロダクトとしてリリースされようとしているようです。
しかし、これからは、短期的な価格動向よりも、プロダクトがリリースされて、それがどう評価されるのか?が重要になってきます。期待だけで評価されていた段階から、実需としてどう評価されるか厳しい環境に晒されることとなります。
ですが、私は、明るい見通しを立てています。それは、Augurとは分散型未来予想というプロジェクトですが、実際はギャンブル市場、ブックメーカーを目指しているからです。
ギャンブルという市場は、非常に大きく、仮想通貨の投機性ととても相性が良い分野です。そもそも、今の仮想通貨は、ギャンブルとしての役割になりつつあるようにすら感じます。
そこで、実際に、世の中の出来事(例えば、大統領選で誰が勝利するか?)とかに賭ける市場があれば流行すると思いませんか?
ギャンブルは、胴元がいて、テラ銭を取ることで、成り立っていますが、Augurは、分散型で運営されるので、賭ける方にも、胴元にもなれます。そして、胴元へのマージンも低く抑えられるので、賭ける方にもメリットがあります。
私は、この市場が成功すると期待値はかなり高いと思います。実際に、Augurで遊べるようになるときっと楽しいでしょうね。
※追記
ただし、昨日コインチェックの銘柄から外れるとの報告がありました。
法律面での解釈が不明瞭なため、日本での取り扱いは当面ないようです。規制緩和によるDappsの普及拡大を願うところです。
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