EthereumのブロックチェーンにデプロイされているDefiプロジェクトのまとめです。
ここにあるプロジェクト・企業さんはどこもHackMoney(Ethereum Defi Hackathon)のスポンサーでもあります。
AAVE:
資産を預入・借り出しできる。預入しているほうの利率を決めるプロトコル。オープンソースで管理者がいません。
Compound:
これも利率を自動的にアルゴリズムに基づいて決定するプロトコル。デベロッパーに向けて作られています。open financial applicationが作られてほしいらしいです。ICOとかやるにはいいインフラなんじゃないですねぇ(よくわかっていない)?
Chainlink:
イーサリアムのオラクルってやつですね。僕の認識ではオラクルっていうのはブロックチェーンの文脈ではブロックチェーンの外にデータベースを作ってそのデータベースのハッシュをブロックチェーンにおいておくことで安くためておくものです、ブロックチェーンに生のデータおいてたらめちゃ高いんで。
Uniswap:
ERC20のトークンを交換するやつですね。一番有名なDEX(分散取引所)なのでは?今年の第二Q (7月から) Version 2がデプロイされるらしいです。
UMA :
Defiアプリケーションを作りたいと思ったときに、簡単にオラクルといくつかの基本的なテンプレートスマートコントラクトを提供するインフラです。
pTokens:
Defiプロダクトをシンプルに様々なブロックチェーン上で動かせるようにするプロジェクトです。
ENS (Ethereum Name Service):
Ethereumブロックチェーン上のネーミングシステム、人間には理解できない数字であるイーサリアムのアドレスと人間に読みやすい名前を結び付けようとしてます。
Portis:
Dappの利用をユーザにとってより近いものにしようとしています。具体的に、現在DAppを利用するにはユーザがウォレットアプリをインストールしないといけません、がその手間が省けます。その代わりDappをportisに登録する必要があります。ユーザもportisにe-mailとパスワードを登録する必要はあります。
Sia:
フロントエンドや大きなデータ(トランザクションなど)をホストする分散型インフラです。
GSN (Gas Station Network):
Dappの運営がDappユーザの代わりにお金をgasを支払うというものです。これで必ずしもユーザはEthを持たなくてもイーサリアムエコシステムに参加できるわけですね。
というわけで、あるEthereum上のDefiのプロジェクト・企業をまとめてみました。PortisとGNSが個人的に面白いですかね。