富士山の東の登山口付近にある、東口本宮冨士浅間神社。
苔と森林の中にあるとても気持ちのいい神社です。
西暦802年に富士山が噴火したそうです。そこで富士山の東側で噴火の沈静化を祈願して儀式が行われました。
儀式の甲斐あって噴火は治ったそうです。
そこで神様への感謝を込めて儀式の跡地に建立されたのがこの神社です。
富士山ではなく不二山と書かれています。
ノンデュアリティも意味するとても意味深な書き方で印象に残っています。
鳥居をくぐるとすぐにとても珍しい木が有りました。
二つの種類のきが融合しているのだそうです。大きい木はモミの木です。
とても珍しい木で、”根あがりモミ”と呼ばれています。下の部分に入ることもできます。
中に入って見上げると美しい木漏れ日がありました。
美しい苔にあふれた参道。
歩いているだけで癒されます。
これは富士山が噴火した際に、数キロ離れたこの場所まで飛んできた溶岩だそうです。
珍しい親子狛犬。
親と子が向かい合っている様子がすごく可愛らしくて気に入りました。
反対側から。
拝殿に到達。
江戸時代から大正にかけて多くの富士講の人たちがこの神社に巡礼におとずれたそうです。
よく見てみると後ろ側に富士山が見えます。
肉眼で見た方がもっと富士山がはっきりと見えました。
すごく壮大な気分にさせてくれる光景でした。
最後に御朱印をもらいました。
とても深い緑の苔、親子の狛犬、拝殿の背景の富士山、などなどいろいろなものがとても印象に残った神社でした。
この神社に参拝すると、いかに富士山が人々に敬われて信仰の対象になってきたかがわかるような気がしました。