チェンマイの郊外の丘の上にあるお寺ワット・ドイカム。
以前記事で紹介したことがあります。
このお寺に参拝すると願いが叶うと信じられていて、タイの人たちが何か新しいことを始める前にことの成功を祈願するためにおとづれるお寺でもあるそうです。
ということで、これから2ヶ月の活動の成功を祈願するためにやってきました。
お寺お入り口には乳海攪拌の壁画が。
亀の上に乗ったビシュヌの周りをナーガという蛇が巻き付いて、神々がそのナーガを両脇から引っ張ることで海全体が攪拌されます。
この海には宇宙の万物を構成するためのあらゆる要素が含まれていて、攪拌されて宇宙の万物が作り出されるという神話の様子の壁画です。
このゾウさんの股の下を3回くぐると願いが叶うそうです。
日本の神社にある茅の輪くぐりとそっくりです。
(写真は先日おとづれた羽田神社です)
タイのお寺にはほぼ必ずあるマザーアースの像。マザーアースは地球を擬人化した女神様です。色々なところでマザーアースを見ていますが、このマザーアースは一番艶かしいかもしれません。
仏像にペイントして修復作業をしている人たちにも出会いました。
タイのお寺の多くは、仏像が常にきらびやかですが、こうやって地道に修復しているからのようです。
個人的にはペイントが色褪せているような仏像の方が好きなのですが。。
ジャスミンの花を祭壇に捧げて、事の成功を祈願しました。
祭壇の前では多くのタイ人で賑わっていました。
丘の上から見たチェンマイの様子です。
この日は天気が良くて遠くの方まで見渡すことができました。
山を持ち上げるハヌマーン像。インドのラーマヤーナという神話にある物語の一節です。タイの仏教寺院ではヒンドゥー教の影響が多く見られます。
今回も綺麗な空でした。
お寺を参拝した後、なんとなくこれからのチェンマイ生活の幸先の良いスタートが切れたような気がしました。
残念ながらタイのお寺では御朱印がもらえないんですよねえ。。