先月北海道の小樽にある金吾龍神社を参拝しました。
その時の様子を紹介した記事です。
ですがここは平成27年の台風によって被災し本殿が崩壊し瓦礫になってしまいました。
奥宮だけがわずかに残り、今でも参拝することができます。
大元尊神(だいげんそんしん)という龍の神様を祀った神社なのですが、本殿が崩壊したあと神様から代々木に分祠をつくるようにお告げがあったそうです。
そこで小樽の本殿を再建するまでの間、神様を代々木に分祠しているのだそうです。ということで今は本殿の大元尊神は完全に代々木に住んでいます。
一方奥宮のあらはばき神は、小樽にも代々木にもいらっしゃるとのことです。
明日からしばらく移動生活になるのを前に、今日はこの東京分祠にやってきました。
と言ってもマンションの一室に仮住まいしている状態です。
表札に金吾龍神社のゆるキャラ”龍にゃん”がいます。
この分祠の経緯や大元尊神、あらはばき神について巫女さんが色々と教えてくれました。
親切にも写真撮影もブログの掲載も全部オッケーしてくれました。
説明するときは眼鏡をかけていたのですが、写真を撮ってブログに載せますと言ったら眼鏡をとってくれました。
大元尊神は龍の神様でこの宇宙の根本原理を司る存在であり、万物の起源なのだそうです。
これは小樽にあるフゴッペ岬。縄文時代から神様としてこの岬を崇めていました。
自然崇拝という形を含めると金吾龍神社の起源は縄文までさかのぼるそうです。
社殿は台風で崩壊。
現在は代々木のこのマンションの一室にある祠に神様が仮住まい中。
参拝は、三礼、三柏手、一礼の独特の様式です。
そしてこの小さな神棚があらはばき神社です。
あらはばき神は現在も小樽の奥宮にも代々木にもいらっしゃるとのことです。
大元尊神とあらはばきの違いについて聞いてみました。
大元尊神は先ほども書いたのですが、宇宙、万物の根源を司るより包括的な存在です。
一方あらはばきは、地球や自然を司る神様のようです。
金吾龍神社の起源が書かれています。
マンションの4畳半くらいの一室なのですが、大元尊神とあらはばきが住んでいるとてもありがたい空間でした。
そして小樽ではもらえなかった念願の御朱印。
金吾龍神社は龍のデザイン付きの見開きです。
そしてこちらが奥宮、あらはばき神社の御朱印。
マンションの一室の小さな神社なのですが、結構ひっきりなしに参拝の方が来ていました。
この不思議な神社に惹きつけられている人が意外にも多いのだと思います。