旅の二日目は、トゥルトゥクの村を出発して前日来た道を引き返すようにヌブラ渓谷を南東に進みます。
旅の初日の様子
初日におとずれたトゥルトゥクの村はイスラム教の村でしたが、ヌブラ渓谷を戻るに連れて、再び仏教一色の地域に入ります。
道中は、お経を筒の中に入れたマニ車、お経を石に刻んだマニ石、そしてチベット仏教で空、風、火、水、地の五大元素を表すタルチョと呼ばれる五色旗が至る所で見られました。
道中何やら作業をしている女性たちがいました。
この地域の特産のベリー”レーベリー”と呼ばれる実を積んでいます。
これがレーベリーです
レーベリーのジュースはインド中で有名で、この後ジュースの素となるペースト状にしてインド各地に出荷するそうです。
道中いろいろな風景を眺めているうちに、デスキットと呼ばれる砂漠が多い村に近づいてきます。
それまではものすごい晴天に恵まれていたのですが、デスキットに近づく頃には風が強くなり、砂が舞い始めていました。
デスキットの僧院もかなり砂に覆われていました。
僧院で出会ったニャンコの親子も心なしか砂まみれです。
元気に育っていってほしいなあ😿
デスキットの目玉は僧院に隣接して建てられた巨大な弥勒菩薩です。
およそ30メートルくらい。
砂が舞い上がる感じが弥勒菩薩をさらに印象的にさせています。
なんとかデスキットを後にしてこの日の宿泊地スムールに到着しました。
この村はロバがたくさんいる愛らしい村。
一度宿に荷物を置き、温泉が湧くという近隣の村パナミックへと向かいます。
パナミックに向かう道中、砂嵐がさらに激しくなり、目の前の視界が全くなくなるほどでした。
運転席からも砂で全く何も見えません。
それでも平然と車は進んで行きます。
こんな状況なので温泉には入らずに、近くのエンサ僧院へと向かいました。
この僧院は400年前の貴重な壁画が多く残されていました。
なんとなくお坊さんもかっこいい!
僧院を後にする頃には砂嵐がぴったりと止んでいて、再び美しい青空が広がっていました。
翌日旅の三日目は、天空の湖と言われるパンゴンツォへと向かいます。
標高4200メートルにある、世界で最も高地にある塩水湖です。本当に美しいものでした。
本日から一週間ほどラダックよりさらに秘境のザンスカールへと個人旅行に行きます。ネット環境が悪いと予想されるので、また戻り次第ツアーの続きの記事とザンスカールの記事を更新したいと思います。また続きを読んでいただければとても嬉しいです😊