どうもふっくんです。
Polipoli以来、課題解決型のトークンエコノミーの形成に興味がわいてきたのでいろいろ調べていたら面白いものを見つけたので紹介したいと思います。
Polipoliについてはこちら!(仮想通貨が政治を変える!? ~polipoliについて~)
端的に言うと、
「トークンエコノミーによる
教師と生徒の課題を解決する教育プラットフォームの提供」です。
このサービスが目指すビジョンは、
「教育コミュニティ・生徒と教師・求人市場を緊密に結び付けること」
にあります。
Tutellusで得られるメリットは下の4つです。
1.生徒はお金を支払わず、学習することによってお金を稼げる。
2.生徒は他者の勉強を支援するモチベーションを得られる。
3.教師は、自分の生徒が成功すればより大きな利益を得られる。
4.企業はこのサービスで優秀な教師や生徒を雇用を行うことができる。
このサービスの核心は、
貧困層の教育課題を解決できることにあります。
途上国に限らず、日本にも言えることですが、
教育業界の社会問題として、
ピラミッドの上層でしか経済が流れていないことがあります。
お金のある家庭は子供によりよい教育を与え、その子供は有名な大学を出て経済的に豊かになる一方、お金のない家庭は教育費の割合が低いため、その子供は経済的に豊かになる割合は低いです。
貧困層に対する教育の課題は、優秀層よりも深刻で、
また、教育事業は優秀人材輩出を輩出することによる
リターンが他のビジネスよりも薄く、
投資的性質が弱いことが挙げられます。
金銭が教師の下まで流れない結果、貧困層での教師の質は十分に担保されず、
質の低い教師の下での生徒は勉強に対してモチベーションをなくし、
負のスパイラルに陥ります。
Edtechという、教育×テクノロジー事業により、「教育資産の再分配」もかなり進められていますが、Edtechの問題点として時間経過ごとの利用率が低いことが挙げられています。
Tutellusはトークン配布によって継続のモチベーションを担保できると考えています。
教育事業にトークンエコノミーを持ち込むという発想も面白いですが、それ以上に教育分野に企業を介入させることが興味深いです。
企業は早い段階から優秀な学生に目をつけることができ、「奨学金」という形で投げ銭を行うことで学生をより優秀に育成することができ、学生もトークンを稼ぐためにより優秀になろうとします。
一方で、このサービスはともすれば貧富の格差を助長するものにもなりかねません。学生が優秀になるかは家庭環境も大きく影響するため、トークンによる動機付けだけでは貧困層の脱却は難しく、むしろ恵まれた家庭の子ども優秀な学生がより富むような仕組みにもなりえます。
でも、この懸念点はALISでも同じですよね?
ALISもインフルエンサーがより稼ぐためのツールとして批判されている面もありますが、それ以上にALISのおかげでブログをはじめた人が大勢います。
同じように、Tutellusのサービスにより新たに自分の興味のある勉強を始める人や、専門分野を教える人が出てくるかもしれません。
サービスの質に関してはまだ言えませんが、「貧困層の教育課題の解決」という観点に関しては、将来性があると思います。
現在、TutellusではICOを行っています。気になる方は確認してみてください。
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以上ふっくんでした!
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