前回のまとめ記事になかなかの反応を頂きましたので、続編です🍄
今回は運営さんの開発優先度がメインに議論されてます。
少々長くなってしまったのですが、最後だけは読んでいってください。
>開発のコストについて
フロントエンドは慎重さというより、開発工数が必要だからという点でコストが高いですね。実際開発だけではなく、場合によっては様々なデザインを作ったりすることもあります。
>トークンが関わる開発について
バーンをプールに変えることは例えばユーザー送金と比べるとどう違うかという詳しい話は聞いていません。実際どれぐらいかかりそうかを確認するより、伝えた方がいいと思うのは、 「コストがかかる=やらない」ではありません。コストがかかっていても、成功率が高く、インパクトがでかく、優先度が高い問題の解決になるのであれば、その工数を喜んでかけます。 そのため、機能を提案しようと思うとき、コストはあまり気にしなくていいですよ!それより、その機能は何の問題を解決しているのかを提案する前に考えていただいた方がいいかもしれません。それに関してはがくしさんが上に貼った優先度についての話が参考になると思います。
>パフォーマンスについて
回答が上記とかぶりますが、がくしさんが貼っていただいた話に書いてあります。厳密に言いますと、経済圏よりリテンションが先ですけど、経済圏を全く気にしていないように捉えて欲しくないです。投げ銭ランキングみたいに、可能であればリテンションと経済圏に両方貢献する機能を作りたいですね。
DAI
投げ銭10%の件ですが、 あれは投げる側に10%分を表示するから手数料として意識されると思うので、 受け取り側に「受け取るボタン」を押させて、その際に受取手数料として表示するように変えれば、印象は変わりそうかなって思いました
そして、投げ銭の受け取り期間を3日などと設定すると(受け取らずに期間を過ぎたら投げ銭は移動せず投げた側に戻る)、ユーザーの ALIS.toへのアクセス回数も増えるかと思われます(リテンション率アップにつながるかも?)
Jimmy
面白いアイデアだと思います。覚えておいてアンケートの結果次第検討します!
>ALIS Marketや投げ銭ランキング等の最近の新機能は、「経済発展」寄りの施策な気がしてます。 もしそうだとすると、「使い勝手」と「ロジック作り」を優先するとの主張に、説得力を感じられ ないんですよね。 結局、何を理由に提案が不採用にされてるか分からずじまいになりそうな、懸念を抱きました
投げ銭ランキングはオープンβの12の新規機能と言う文脈で開発されました。ロジック作りと使い勝手に絞ったのはその12の機能のあとの話です。ALIS Marketに関してですが、これは開発工数がないから作れました。
>使い勝手 ・評価・表示ロジックが機能している 以外にも、「リテンション」や「経済圏拡大」のような軸も存在していると思います。Jimmyさんが思いつく範囲で良いので、ALISチームで今評価軸となっているものを他にも挙げていただけますでしょうか? その上で、それぞれの”重み(weight)”がどの程度なのか数値で教えて頂けますでしょうか?(こちらもJimmyさんの感覚で結構です) 優先度の感覚をもう少しALISチームと近づけることが出来るかもしれません。
すごい簡単に言うと、今はリテンションがメインになっていっます。ALISにとってはアクティブユーザー数を増やすことが現在最も重要だと思っています。そのためにまず、「ここで私の知識を共有したい、ここで情報を見つけられる」を思ってもらえると、使い勝手とロジック作りに集中しています。経済圏拡大はそのあとの話です。そもそもユーザーがより多くいたら経済圏の拡大のために出す機能などのインパクトがより大きいと考えられます。
「トークンの利用用途を増やすことでALISで記事を書きたいと思う人が増えるのでは?」と思うかもしれませんが、経済的報酬より、ALISで記事を書くと実際人に読まれ、Feedbackをくれるという要素が十分なモチベーションの火種になると思っています。これは前とったアンケートでも分かりました。そして、ユーザーが増えれば増えるほど、経済的報酬がメインのモチベーションであれば、手抜き記事が多くなり、プラットフォームの質の低下に繋がりますし、それでアクティビティユーザーも減り、元も子もないですね。
>そもそも何をリテンションとしてるか分からないんですが
そうですね、アクセス数じゃなくて、記事を書いている人の数、いいねしている人の数、それを登録してからどのぐらい継続するのか、アクションベースでリテンションを測っています。
>「記事」という面をALIS運営がどの程度重視しているか聞きたいです 例えばyoutubeなどのゲームの実況動画(情報性の低いコンテンツ)を貼り付けて、文章もなくそれ> だけで投稿するなどのスタンスはALIS運営としてはあまり好ましくないのでしょうか?
個人的な目線で答えますが、基本、ALISユーザーがいいねしているのであれば、それでいいというスタンスです。そして、ユーザーのインプット(評価)を元に全体の好みをうまく表示し、報酬を与えることでその好みに該当する情報発信者を促すことが我々のロジック作りにおいての方針です。個人的には情報性のない記事を投稿して欲しくないですが、それは別に無視しても大丈夫です。(この話題の議論はとても好きですw)
>アクティブユーザーのリテンションにフォーカスしてて、それは経済的(外発的)報酬でなく内発的報酬により実現しそうだから、記事執筆→フィードバック→執筆のループを上手く回す為に、「使い勝手」と「ロジック作り」を優先している。って解釈で良いですかね。
そうです!分かりやすくまとめていただいてありがとうございます。 1つ追加すると、現段階では、ロジック作りと使い勝手に集中することで、健全なリテンションを実現できると思っています。その2つがある程度まで仕上がったら、経済圏の拡大で進めていこうと思っています。
ご回答ありがとうございます! 以下の項目がALISチームで現在重要視されている項目で、それ以外の重要度は低いためあまり議論に挙がらないと理解しました。
・リテンション
・使い勝手(リテンションのため)
・ロジックづくり(リテンションのため)
・経済圏拡大また、各項の重要度についても、これまでのJimmyさんとの会話からの印象値ですが、
(10)リテンション
(9) 使い勝手(リテンションのため)
(8) ロジックづくり(リテンションのため)
(1) 経済圏拡大程度かと感じました。ALIS Marketに関しては、経済圏拡大に関する機能ではありますが、経済圏拡大に対する重要度は”現在は”低いため、「工数がかからない」(コストがほぼ0である)ために追加したとのご説明、ありがとうございました。
>経済的報酬がメインのモチベーションであれば、手抜き記事が多くなり、プラットフォームの質の低下に繋がりますし、それでアクティビティユーザーも減り、元も子もない
このコメントはなかなか興味深いです。トークン報酬による行動へのインセンティブがトークンエコノミーの肝だと思っていましたので、「報酬がメインのモチベーションになる程手抜き記事が多くなる」のは問題ですねw ロジックの変更等で「報酬がメインのモチベーションになるほど手抜き記事が少なくなる」ことを期待しております。
是非、覗いて見てね🍄
先週のまとめ