運動の効果は、運動中よりそれ以外の時間において、大きな効果をもたらす。
本当の運動によるダイエット効果は、運動している時間帯に限られたものではありません。
運動を継続することによる一番の効果は、体質の変化です。筋肉の活性化や筋肉量の増加により、以前は使われなかった筋肉が使われるようになり、活発になって交感神経が刺激され、代謝量が増えて消費エネルギーが増加します。
加えて心肺機能が上がるため、酸素摂取量が増えて血行がよくなり、それによって代謝量が上がります。
まだ、運動終了と同時に体温上昇・心拍数増加・血流増加などといった生体反応がなくなるのではなく、その後しばらく持続して、消費カロリーはどんどん増えます。この一連の反応を”エポック”と呼びます。運動の内容によっては24時間以上持続することもあります。
問題参考・回答参考
日本ダイエット健康協会 ダイエット検定2級テキストより