「価値の保存」と「価値の媒体」を両立するのは難しい

 

 

●著者

 

がくしです。

 

 

 

 

 

 

●はじめに

最近のALIS界隈では、10%バーンが物議を醸しているようです。なので私も、私なりの考えを述べてみます。

●貨幣の機能

・価値の保存

・価値の媒体

・価値の尺度

一般的に、貨幣はこれら3機能を満たすと言われています。今回はその中でも、「価値の保存」と「価値の媒体」に着目します。

●価値の保存

簡単に言うと、貯金機能です。例えば、ALISトークンを稼いでも値下がりしてしまえば、価値の保存が出来ているとは言い難いです。値上がりを図るバーンは、価値保存の機能を強化する施策と言えるでしょう。

●価値の媒体

要は決済機能です。例えば記事を書いて稼いだトークンで、別の記事を購入したのであれば、記事と記事の価値を交換する媒体としてトークンが使われたと言えるでしょう。ALIS Marketや有料記事の販売は、価値媒体としての利用を促す施策であると解釈出来ます。

●「価値の保存」と「価値の媒体」の関係

例えば、値上がりが予想される通貨は貯蓄に回されるでしょう。しかしそれは、決済通貨としての役目を犠牲にしています。逆に、値下がりが予想されるなら、貯めるより使ったほうがマシと判断されるでしょうが、価値保存の役目を犠牲にしています。つまり、「価値の保存」と「価値の媒体」の両立は難しい、という事です。

●法定通貨の場合

では、現代の貨幣はどうやって両立を実現しているのでしょうか。あくまでも私の解釈ですが、借金と利子によって両立を可能にしていると考えています。貸し手の持つ債権は、将来に渡り享受できる価値が利子の分だけ増えるので、「価値の保存」が実現されます。一方、借り手は使い道ありきで金を借りてるので、「価値の媒体」として利用される事も担保されます。

●ALISの場合

上でもチラと触れましたが、投げ銭の10%バーンは「価値の保存」を図る施策でしょう。また、ALIS Market等は「価値の媒体」としての利用を促す施策と解釈できます。これらを同時に行う事はつまり、「ガチホが得だけど今すぐ使ってね」と言ってるようなものだと解釈してます。少々無理が過ぎるかな、というのが私の所感。

●じゃ、どうすれば?

正直、分からないです。というか、その方法が見つかってないから、かつては至る所で散見された「トークンエコノミー」を謳うプロジェクトが、今では軒並み鳴りを潜めてしまったのだと考えています。しかし裏を返せば、この難関を超えればALISがメガ進化するだろうとも。運営さん頑張ってー

●妄想

具体案はないんですが、解決の方向性としての雑な妄想をいくつか。

 

そもそも、1種類のトークンで「価値の保存」と「価値の媒体」を両立するのが無理なのかもしれない、と考えました。というのも、法定通貨だって「債権」と「貨幣」で役割分担をなしています。なので、ALISトークンの場合ならどうやって両者を分離できるか、という軸で妄想を進めました。

●steamit

現状ALIS運営陣は、パブリックチェーンとプライベートチェーンのそれぞれで発行されるALISトークンを、同一の物として扱う方針で動いてますが、「価値の保存」と「価値の媒体」とで役割分担できないか、というアイディアです。steamitのやり方を参照に出来ないかなー、という妄想です。

 

●DeFi

上の妄想と同様に、二種類のトークンを使う発想です。パブリックチェーンのトークンを担保にしてプライベートチェーンのトークンを貸す、といった金融システムが出来ないかなー、という妄想。

●最後に

そもそも私、田舎住まいの養蜂家です。経済や技術について体系的に学んだ経験もないので、もしかしたら筋違いな事を言ってる可能性もあります。何かしらおかしな部分があったなら、教えていただけると嬉しいです。

 

かしこ。

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2019/08/04 83.56 ALIS 47.94 ALIS
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養蜂家。暇な時にプログラミングをして遊んでる。
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