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福の神のはなし
福の神というと、だいたいこんな感じを思い浮かべます。
ふくよかで袋を担いで、打ち出の小槌。
打ち出の小槌を振ると
小判がザックザク。
これに昔から違和感をもってました。
振るとどこから出るの?、横の丸いところからニュッ?
振るというか、床を叩くとジャラーンって弾けるようにでるのかな、
おや?
じゃあ持っている袋は何が入ってるの?
どっちかというと小槌よりも袋から出したほうが合理的。
そりゃ話としては普通で面白くないにしても。
設定では袋に七宝っていう宝が入っているらしいけど?
西洋の赤い服着たあの人は袋から出してくるよ?
おそらく、小槌から宝が出るっていうのは
いつの頃からか
ねじ曲がって伝わったんじゃないか?
福の神は「大黒様」で
もともとは
大黒天(マハーカーラ)っていうインドの神様。
マハーは大いなるで
カーラは暗黒、または時という意味。
こわっ
全然違うし。
よく見ると、夢を叶えるゾウのガネーシャ踏んじゃってますね。
大黒天の大元はヒンズー教の破壊神のシヴァ。
シバは有名なので聞いたことありますよね。
もしかしたら
打ち出の小槌は破壊するための道具で
持っている袋は破壊した物を回収するため
ではないでしょうか。
人間は
いつまでもこの時間が続く思います。
仕事も、お金も、大事な人も、ずっと永遠。
健康も、若さも。
のんびりとした日常。
平和。
ある日突然、それは壊れます。
今思えば、サインはチョイチョイあった。
これは私もの
そんなはずはない
手放すもんか!
って、
いつまでも悲観的になって執着しちゃうと
わかるまで
何回でもぶん殴られる。
壊れるまで
それは当たり前、って人間はどうしても思ってしまいます。
でも
何かがなくなったり、壊れたりしたら
それは新しいものが入ってくる前兆。
変化の前触れ。
あーなりたい、こーなったら幸せだ、って思いながらも
今ある現状を維持しようとする。
壊れない限り、必死でしがみつこうとする。
そんな時、福の神は不幸を持ってきてくれる。
破壊、からの再生。
結局、数年後
みんな口を揃えて言う。
「あの大きな事故がきっかけで」
「あの時失敗があってこそ、勉強になった」
「あのサイコパスがいたからこそ、、」
って感謝するんだよね。
この世の重要な問題は全て、それを作り出した時と同じ意識レベルで解決することはできない。
アルベルト・アインシュタイン