前回(https://alis.to/me/articles/public/3qQzGkx1dglG)からの引き続きになります。
・済)堅牢なデータ保管 (改ざん耐性、追跡性)
・非中央集権なシステム#1(効率化、分散化)
・非中央集権なシステム#2(民主主義)
非中央集権とよく言われますが、それが具体的にどこまで私たちの生活に影響を及ぼしてくるかについて考察を述べさせていただきます。
ブロックチェーンは非中央集権と言われる通り、運営主体が存在しません。そのため、平たく言うと「みんなで運営しよう」というスタンスになります。
わかりやすく既存の食品のサプライチェーンで当てはめてみます。
前提からの論調だと混乱を招きそうなので結論から。
・農家から小売店までのすべての業者が一つのブロックチェーンを用いたとき、大幅な効率が起きうる
といったものです。
※IT化から遠い業界でブロックチェーンが浸透するには、という課題については割愛します
ブロックチェーンにより起こる効率化を述べるにあたり、堅牢性なども重要ですが、スマートコントラクトの存在が大きいです。
私は食品のサプライチェーンから離れた業種にいるため、完全に把握はしていませんが、想像を超えるプロセスが存在していると思います。
収穫に始まり度重なる加工と卸、そして販売まで。恐ろしい量の"契約"が間にあると感じます。
農家が収穫したトマトの情報がブロックチェーンに保存され、以降そのトマトが店頭に並ぶまでの軌跡はすべてブロックチェーン上に保存されます。要するに中間業者は「次の業者のために情報をまとめる」必要がなくなります。必要な情報は業者を経るたびに追加されていきます。
スマートコントラクトの最大の有用性は効率化に直結するところです。
予め信用を担保された者同士であれば契約のプロセスが大幅にカットされます。
サプライチェーンは「契約が多く」「中間業者が多く」「人で解決している」側面がとても大きいです。
ブロックチェーンとスマートコントラクトは
・データが正しいこと
・自分と相手の信用が担保されること
・契約を自動化してくれること
この3つの重ねになるため、綺麗にマッチする業種はとても多くなります。
そしてそれらが解決するのは安っぽい表現で恐縮ですが「コストカットと効率化」になります。
人件費の削減だけでなく、効率化により量産体制を課題に抱えているサプライチェーンなどは1作業者あたりの成果物が増大しますね。
必要な人が減り、成果物が増えるという将来は、とてもシンプルだが革新でもあります。
///「3.非中央集権なシステム#2(民主主義)」は別で投稿したいと思います。
///本投稿はmediumで初稿を入れました。その平行寄稿となります。
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