セブンイレブン方式かローソン方式か

よく全国展開や広範囲での進出を考える時、コンビニの出店の戦略としてセブンイレブンとローソンの方式が例に出されると感じます。

コンビニ大手の2社ですが、全国展開の戦略はどう違うのかみてみましょう。

ローソンはまず、早く全国にお店を出して広く展開しようと考えました。

僕の出身は四国なのですが、小学生の頃からローソンは身近なコンビニだった記憶があります。

対するセブンイレブン。

セブンイレブンはまず一極集中の作戦をとりました。まず関東、次に関西、次に東海・・・とエリアを攻略してから徐々に全国展開をしていったんです。

四国にセブンイレブンが上陸したのはほんの数年前なので、ローソンに比べたら四国に上陸したのは20年以上前になるんですよね。

でも業績はどうでしょう？今やセブンイレブンは業界トップの成績を誇っています。

色々と戦略はあるんでしょうが、一極集中にするメリットは輸送費がかからないということです。一極集中で、歩いて3分くらいしか離れていないところにセブンイレブンがあるとしたら、トラックで商品を運ぶ手間も少なくて住むんです。

これが全国展開をしたローソンの店舗同士がかなり離れてるとどうでしょう？1店舗の補充のためにガソリン代や高速代、人件費がかかってしまいますよね。

結果的にセブンイレブンのほうがローソンより業績がいいので「じゃあセブンみたいに一極集中がいいんだな！」というわけでもありません。

業界ごとに事情は違うでしょうしね。

ただ僕はフリーランスとしてやってるので、全国展開を急に焦らずに、まずエリアを攻略して徐々に広げる方があってるような気がします。

一気に全国展開をするのは、圧倒的な資金力がある人に向いてるのかなと思います。