エビデンス重視の発信が個人でも多くなってきた。他人の発信するエビデンスも重要だが、自身のエクスペリエンスもとても重要だ。
論文など読めば高い確率でそうなる、というものはある。特にメタアナリシスは参考になる。
しかし大事なのは自分がそれに当てはまるとはいえないことだ。人の体質は全員違う。同じ条件下で結果が逆の人もいる。
環境を完璧に誤差なくする実験は難しいから仕方はないが、ここで大事なのはエビデンスによって自身で試すことをしない、行動停止が1番良くない。
自身の行動のきっかけに情報やエビデンスを集めて参考にするのは大事だ。他人の体験談の話より客観性があるからだ。
しかしただ集めるではなく、必ず試すのが大事だ。そこで初めて自身にフィードバックされる。情報提供が仕事なら別だが、しっかりと試そう。
集めたエビデンスを自身でしっかりと試す。そしてエクスペリエンスとして返ってくる。それを分析する。それが自分のエビデンスだ。
自分のエビデンスは自分にしかきかない。しかしそれでいい。エビデンス収集が趣味ではなく、自分の改善のためにやっているはずだからだ。
自分のことを知らないことは危険だ。しっかりと行動して考えるようにしたい。そのためにはただ行動して考えるしかない。
僕はファスティングに良いイメージを持ってなかった。しかしやってみた。体調は改善したが、終わった後日の食事で右手が痛くなった。カツと思い2度目は注意したが違った。卵かもしれないので、次回試す予定だ。
健康情報であればDNA検査や腸内フローラ検査も今は安価にできる。こうやって調べていき、自身の体質を知り、自分のエクスペリエンスによる自分のためのエビデンスを積み上げるのが大事だ。
他人の体験談より、研究室など実験によるエビデンス、しかし最も大事なのは自身のエクスペリエンスからくるエビデンスだ。
目的は自分を改善をすることであれば自身で行動して試して考える、これに尽きる。
他人のエビデンス情報は簡単に取得できる。しかしもう一手間かけた自身のエクスペリエンスは自分にとって確実なエビデンスだ。
料理でも一手間かけたものが美味しい。エビデンスという大事なものはなおさら一手間かけて手に入れたい。
特に自分に使う場合は。
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