昼食後も各々自由行動です。私は友人と一度宿に戻り、
宿におじいに「魚がどこかに売っていないか」を聞いてみました。
この日の夕飯もベースは白米。昼食時に、
「せっかくだから白米のおかずに、島で獲れた魚を食べてみたい」
という話になっていたのです。
おじいは私たちの質問に答えることなく、黙ってどこかへ行ってしまいました。
「無視された?」と思いつつ、その場で少し待っていると、
おじいが手に魚を持って戻ってきました。
「島内には売っていないからこれ食べな」。
ということで、鯛を3匹も頂いてしまい、
この日の夕飯は白米と鯛料理に決まりました。
私はまた原付で島巡りに出かけました。
曇っていてもやはりニシハマは美しいです。
潮の潮汐によって見える海の青さが違うので、
何度来ても違う景色を楽しむことが出来ます。
おや?この天気の悪い中、海に入っている人たちがいるではありませんか。
その中には、前日まで体調を崩しており、
唯一海に入っていなかったメンバーもいました。
彼はちゃんと約束を果たしたのです。
そんな様子を遠くで見つつ、島を1周して宿に戻ると、包丁を叩く音が聞こえます。
調理場には、スマホで調べながら鯛を捌いているメンバーの姿がありました。
友人同士で旅行に行っても、現地では別行動を取る時間を設けるのがおすすめです。
お互いが違う行動をすることで、再集合した時の会話がとても盛り上がりますよ。
~続く(お願いです。いいねしてください!!)~
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