新島を原付で走っていると「ミサイル試射場」という看板がありました。
かつてはロケット実験が行われていたそうで、
現在はミサイルなどの武器の発射試験に関する業務を行っているそうです。
そんな施設がこんなところにあったのかと思いつつ、
いったん街中に戻ってきました。ふと空を見上げると、
雲の切れ間から太陽の光が差してきました。
午前中に降っていいた雨が上がり、午後になると晴れてきました。
そこで真っ先に向かったのが羽伏浦海岸です。
ここは新島に来たら外せない場所にひとつ。
およそ6.5kmにもわたって白砂の海岸が広がります。
この白砂はサンゴではなくコーガ石が削られて出来たもの。
海も南国特有の水色をしており、大きな波が海岸に打ち寄せることから、
日本でも屈指のサーフスポットにもなっています。
海岸に降りてみても他に人はおらず絶景をひとり占め。
風は強く寒いですが、目の前に広がる美しい景色に心が奪われます。
海岸にはギリシア風の白く塗られたお洒落な展望台もあります。
かつては「ナンパ島」と言われていたほど、
多く若者が新島には来ていたそうですが、今では人が来るのは夏の時期のみ。
海岸沿いに置かれているモヤイ像はどこか哀愁が漂い寂しげです。
~続く~
旅と移住のブログ